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发表于 2005-12-31 15:52:29
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国土交通省は、観光案内の唯一の国家資格「通訳案内士(ガイド)」の試験を2006年度から韓国や中国で実施する方針を固めた。
政府は、03年に約520万人だった外国人旅行客を10年までに1000万人に倍増させる目標を掲げており、外国人観光客の上位を占める韓国、中国で試験を実施し、正確な日本の知識を持つ韓国、中国人ガイドの増員を急ぐことにした。国家試験を海外で開催するのは極めて珍しいという。
国内で有料の観光ガイドを行うには、通訳案内士の資格が必要だ。試験は、選択制の語学試験のほか、日本の地理や歴史、文化などに関する幅広い知識が要求され、合格率は10%前後と難関資格の一つだ。受験資格には、国籍条項がないため、今秋の試験には、韓国や台湾などから計約750人が受験したという。
中国や韓国での試験は、国内と同じ日に同じ問題が出題される。韓国は、ソウル市で開催することで合意し、中国側と試験会場など細部を調整している。
国交省によると、04年に日本を訪れた外国人観光客のうち、韓国は159万人で25・9%、中国語圏は200万人(台湾108万人、中国62万人、香港30万人)で32・5%を占めた。通訳ガイドは韓国・朝鮮語が437人で全体の4・5%、中国語は893人で9・2%にとどまり、人員が不足している。
(2005年12月25日10時33分 読売新聞) |
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