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まずは、元気の出そうなことわざから。『精神一倒 何事か成らざらん』。とにかく、今目の前にいる子どもたちと、自分のいいと思ったことをしてみましょう。そんな毎日の積み重ねの中で、きっと見えてくるものもあるはずです。『継続は力なり』『雨垂れ 石をうがつ』『ちりもつもれば山となる』と言いますものね。あきらめずに、こつこつと続けていきましょうね。そして『終わりよければすべてよし』です。子どもたちと、3月にいい別れができるように頑張りたいですね。
でも実際は、悩むことの方が多いのではないでしょうか。そんな時も、『失敗は成功のもと』です。また別のやり方でやってみればいいのですよね。立ち止まる時は『案ずるより産むがやすい』『馬には乗ってみよ 人には添うてみよ』です。思い切って先に進むといいと思います。『後悔先に立たず』とも言います。やらずに後悔したくないですよね。
それでもどうしようもない時もあると思います。そんな時は『身を捨ててこそ浮かぶ瀬もある』のです。流れに身をまかせながら、自分の力で立てる場所を探してみましょう。『窮すれば通ず』ということもあります。体当たりしたら、案外うまくいくかもしれませんね。とにかく『七転び八起き』の精神でがんばりましょうよ。
慣れてきても、『初心忘るべからず』です。調子に乗らず『己の欲せざるところ 人に施すなかれ』を忘れずにいきましょう。
やはり教育は、『まかぬ種は生えぬ』ですし、『玉みがかざれば光なし』です。今、いいと思うことをやってみないと、いい結果は得られないと思います。
それでも、一生懸命やっていればこそ、時には子どもにムカッとするときがありますよね。そんな時は『罪を憎んで人を憎まず』『ならぬ堪忍 するが堪忍』と、心の中でつぶやくといいですよ。
忙しい時も多いですよね。でも『忙中閑あり』です。時間がないと言っているのは、案外言い訳なのかもしれません。そんな時こそ、私たちが本来一番大切にすべき時間である、子どもたちと接する時間を持とうとするといいかもしれません。
仕事に追い込まれると、そのことしか見えなくなりがちですよね。でもクラスに30人いれば30人がそれぞれいろんなことを考え生活しています。『木を見て森を見ず』『鹿をおう者は山を見ず』なんてことにならないようにしたいですよね。
こうしてみると、その時その時で、勇気づけてくれそうなことわざっていろいろあるもんですね。僕も結構こんなことわざに助けられているかもしれません。
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