先週の金曜日（16日）、仕事が終えて、すぐ実家に帰った。

　　普通に家の嫌い私は、初めてこんな衝動があった。なぜなら、最近家で、母さんは家の建築のため、いろんなひどい目に会って、苛められたそうで、ずっと電話で何も教えってくれて、「帰るまでもない」と繰り返された。なりに、今年に入って以来、悪いことは次から次へと絶えずに私に纏っている。本当に疲れた。体も、心も。帰って、甘えたかったのだった。動機不純だった。

　　夜中0時家に着いた。母さんにスプライスをあげたかった顔を出した。結局母さんに罵られた。「何で私の話を聞かないで帰ってきたの？」と。心配していたので帰ってきたのは当たり前のだろう？その罵りを我慢した。せめて母さんは居たから。

　　土曜日、母さんに家の事情を聞いた。何も答えてくれなかった。終に他の人に聞いた。やっぱり苛められた。去った父さんの同母異父の兄弟に苛められた。土地所有権の問題の上、母さんを困らせて、色んなひどいことを言いやがった。兄弟の情、紙より薄い気がした。

　　その後、去った父さんの遠い親戚達が母さんのため立ち上がって、母さんを庇ってくれた。「お前の父さんが居たら、こんなことはしないが、今お前の父さんも居ないから、お母さん一人でお前の家のためずっと頑張ってきた。だが、そんな奴らは面子は要らずに手が入れば足も入ることを二度三度繰り返して、そばに見てたまるか？」と証言してくれた。遠い関係だが、本物の兄弟の情が感じられた。叔父さん達、有難う御座います。

　　今日の朝早く、午前5時、建築儀式のため、起きさせられた。午前、母さんと市内でちょっと見ていた。母さんの髪はもっと白くなって来た。ずっとちゃんと休んでいなかったみたい。

　　お昼の時バスに乗った。母さんは送ってくれた。その時、「この10年以内、あなたは帰れない。外で乞食までにしても、帰れない。外で、自力で暮らすのだ。今から、あなたは家のない子だ。家のことは私に任せてください。心配は要りません。なお、あなたの癖もやめなさい。挫けたら子供のように甘えるのはしないで、人の気持ちをしっかり解りなさい。ちゃんと自分を世話しなさい。」と忠告された。気持ちか、解った。必ず生きてゆく。生きて帰って見せるんだ。有難う、母さん。

　　これから、一人で辛くたって、乗り越える。甘えはやめる。以前母さんに対した誤解など、今は子供のわがままと気づいた。御免ね、認めたくないものだな…自分自身の若さ故の過ちというものを。だが、今認めた。人は変わるさ、私も変わってみせる。

　　帰って、友人のお爺さんは16日に亡くなりました。「ご愁傷様」と言って、「別にいい。今心配しているのは仕事探しだ。」と。人情って、分かり難いなぁ。

　　というわけで、今の私は家出させられて、家のない人になって来た。悲しまない、感激だけ。