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日志

12月19日の天声人語

已有 227 次阅读2007-12-19 11:53

火事に鳴らす半鐘は、危険の度合いで鳴らし方が違った。火が遠ければジャーン、ジャーンと間遠にたたく。近づくほどに早鐘となり、いよいよ迫ると、たたく物を半鐘の内側に入れて、かき回すように鳴らしたという▼119番を受けた消防職員は、火がどれぐらい迫っていると判断したのだろう。3年前、さいたま市の「ドン・キホーテ浦和花月店」で放火事件があった。その際の通報対応に落ち度があったと、焼死した従業員らの遺族が市を訴えた▼通報は契約社員の女性がした。テープに残る消防の受け答えは、たしかに冗長な印象を受ける。「火が出てんの?」「お宅さんの名前は?」……。筆者には火事を通報した経験はないが、意外にぞんざいな物言いでもある▼避難を勧める言葉もない。女性は身の危険を感じたのだろう。1分49秒後、「すいません。私出ます」と電話を切った。それが最後の言葉になった。録音を聞くと、助かる可能性を刻一刻と消していく秒針の音が、頭の中に響く思いがする▼米国の9・11テロで出動した消防士から、「我々はハートが二つある」と聞いたことがある。早鐘のように自らを鼓舞する心臓と、冷静に平脈を保つそれだ。問題のやり取りは、プロらしい平静を保った対応なのか、それとも緊張を欠いていたのか▼119番の対応に、全国的な基準はないという。折から火事の多い季節である。万一の通報のときは、わが身第一と心得たい。通報を受ける側も、「危急の半鐘」を聞き分けるプロの耳を澄ましてほしい。

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