要旨
　イギリスのダイアナ元妃は死後8年以上がたってもなお、世界中の人々の記憶に生き続けている。元妃は王室の権威と制約に押しつぶされず、病気や苦難を乗り越えて自分自身の生きがいを見つけた。地雷除去やエイズ撲滅など国際的な公益事業に力を注いだため、元妃は世界各国の国民から愛と尊敬を得ている。その点について、同じ王室からのプレッシャを背負っている日本の雅子さまも、ダイアナ元妃のような公益活動に積極的に参加して、自己実現を追求するべきだ、と主張している人もいる。

意見
　日本の皇室の制約は英国より厳しいと思われる。近年、毎回テレビで雅子さまを見ると、彼女は無理に作り笑いをしているように見える。この籠の中の鳥のような生活は、雅子さまが結婚する時に決して思わなかっただろう。そのように自分の性格まで犠牲した上に成り立っている生活は、自分を殺すことと異ならないのではないだろうか。早くその苦境から出て、皇室・皇太子の附属品ではなく、自らの生きがいを実現してほしいと思う。

まとめ
　死後8年が経ても、ダイアナ元妃は今も愛され、尊敬され続けている。王室からのプレッシャ、全ての苦難を乗り越え、地雷廃絶への貢献、エイズ、ガンの患者のお見舞いという国際的な活動を通して、自分の生きがいを見つけ、自分の道を歩んでいた。雅子さまも、ダイアナ元妃のような活動をし、世界中の苦しんでいる人たちを助け、自分らしい生き方を見つけてほしい。そういうふうに思っている人は、日本にも、海外にも少なくない。