息子が早稲田中学校の学園祭に行くというから、お供してやった。
少し驚いた。校門入ってからして、先生の姿が見えないのだ。4つのゾーンすべてが学生たちで切り盛りしているのであった。設置から手作りパンフレット、そして各ブースの運営すべてが中学生たちが行っている。もちろんいろんな所に拙さが見え隠れするけど、これがみんな12から17歳の子供だちの手によるものであるのを考えると、早稲田系であることを差し引いてもやっぱり、子供だちの自主性に脱帽せずにいられないのだ。息子はどことなく羨ましがっているのもうなづける。
考えて見ると、子どもたちが幼稚園の時から、歯磨きや着替え、靴履きなどすべて自分の手でやっていた。今日目にした光景もその延長線上にあるものと思うと、至って自然に見えるのだ。
やっぱり、小さい頃からこのようなトレーニングをされた者が後に社会に出たら適応性が強いだろう。それに比べて中国の子供達への過保護ぶりいささか彼らの将来に心配をするものだ。
国力の強化にはやはりこのように小さい時から、そして小さい事から積み重ねてできるものだと改めて思った。