挨拶で群馬へ一日出張した。
　朝早く家を出て、3回も電車を乗り継いで赤城駅に降り立ったのは9時27分だ。150キローの長旅を2時間の電車でだ。運賃は特急券込みで2000円ちょっと、計算してみたら、これ、人民元にして150元だ。同じ距離で約倍の値段だが、乗り心地は天と地の差があるから。全くと言っていいほど、値差が感じないのだが、閑散とした駅前に立ち、これが旅行なら、どんなにいい気分であろうと、思わずため息が出た。
　東京では口以外、それほど不景気を感じないが、やっぱり地方は大変みたい。取引先どれも仕事量が半減したというし、それでただでさえ“のどかな”環境がいっそうさびしくみえた。
　ちなみに行には電車一両丸ごと、私の専属車だった。
　いつになったら、この地にも活気が戻ってくるだろう。
　来週、中山に戻る。・・・