お姉ちゃんの大学入学祝いに最新のIPADをプレゼントしようと、香港でそれを買った、もっと喜ばせようとピンクのカバーまで付けた。

自分で使うものではないので、買ったその場で封さえ切らさずにそのまま鞄にしまいこんだ。それはまるで存在しなかったような存在でした。

日本に着いて真っ先にスーツケースにから出したのはそのIPADでした。それもお姉ちゃん自ら取り出した。

そっ！渡したから正真正銘なかったものになった。

お姉ちゃんはこれから相当長い間そのIPADで喜びを実感するでしょう。

買った人である私が目の前で喜べたのは渡す時のその瞬間だけでした。

それでも今、うれしいです。

お姉ちゃんがその喜びを実感する限り、それ以上の喜びを私がかみしめられる。

それは親というものだ。たとえどんな状況であろうとも。

 

为给女儿准备大学合格礼物，去香港物色了一台最新IPAD。额外还附加了一份礼物，粉红色的“果皮”。

因为不是自己用的，所以也没有开封就装进了包里。就好象什么也没有似的。

回到日本从箱子里最先取出的也是这个IPAD，而且还是女儿自己拿的。

送出去了自然也就真真切切不是自己的东西了。

在今后很长一段时间里，女儿会从这个IPAD里体会到欢喜的感受。

而花了钱的我能够体会到的欢喜也就是眼前这短短的瞬间而已。

不过，就是现在想到此时，我还是体会得到欢喜的感觉。

只要女儿能感受到那种喜悦，那我就能感受到更大的喜悦。

这就是父母，而无论现实会发生什么状况，这就是父母。