出会いがあれば別れがある。一歳を迎えたばかりの息子に初離別が・・・しかもこんなにも突然に、また辛く。似たような別れが今までに全くなかったわけではないが、今度みたいな反応は示さなかった。やっと人の顔が覚えられるようになってきたというのか。叔母に面倒を見てもらって四ヶ月。この四ヶ月間、息子は毎日にこにこ楽しい日々を送ってきたのだ。それが、叔母の帰りでまた一からやり直し。新しい保母さんとうまく行ってないみたいで、いつも私に絡みつく。仕事に来るときも最近は隠れん坊を装って、その延長で逃げ出す。息子の泣き声を後にして、学校に向かう私の心も涙がぼろぼろ。息子にとっても、私にとってもこんな「成長」は辛いもの。でも、辛いからこそもっとすべての出会いを大事にできるようになるのかも。