「従いまして、と思うしだいです。」
無用な敬語は逆効果になるだけ
「従いまして、わが党は・・・・」
「対しまして、今年年度予算は・・・・」
国会中継を見ていると、こうした言い方をする国会議員が非常に多い。
サラリーマンでも、重役が出席するような重要な会議などでは、ついつい
こうした言い方をしがちだが、「~まして」という言い方は聞いていて煩いと感じる人が
多いものだ。
また、こうした発言の最後は「・・・・・と思うしだいです」や「反対いたすものであります」
など、たいてい敬語で締めくくられることが多い。こうなると二重敬語ということになり、文法的に
いってもおかしなことになる。
「したがいまして」や「対しまして」は、それぞれ、「したがって」、「対して」で十分だろう。
会議での発言を過剰な敬語で’装飾’すると肝心の発言内容が無内容と思われても仕方がない。
締めくくられる:束ねてくくる(系紧)
監督する(管理)
結着する(结束)