「成功は
火を見るより明らかです」
本年では成功してほしくない
たとえば、あなたは、社内の会議で、ある営業計画について意見を求められたとする。
こんなとき、「成功は絶対間違いない」と言う意味で、「この計画の成功は火を見るより明らかです」
といっては、日本語知らずと思われても仕方がない。
確かに国語辞典には、「火を見るより明らか」は「極めて明らかである」「疑う余地もないほどはっきりしている」
といったて意義が載っているが、実際の使い方を考えて見ると、実はこれだけでは言葉が足りない。
実はこれだけでは言葉が「成績が下がるのは火を見るより明らかである」
「失敗に終わるのは火を見るより明らかだ」などがるように、「火を見るより明らか」は結果が望ましくない場合に
使う言い方だからだ。
したがって、「成功が絶対に間違いない」と言う結果が望ましい場合に「火を見るより明らか」という言い方をするの
は誤りなのである。
火を見るより明らか:「成功は間違いありません」「成功は約束されています」のように言うのが妥当だろう。
洞若观火,非常明显。(否定することのできない現実の出来事だ。)