25日、成田空港で、中国国際航空の旅客機が管制の許可を得ないまま着陸していたことが明らかになりました。
国土交通省によりますと、25日正午過ぎ、中国・大連から成田に向かっていた 中国国際航空 951便が、滑走路(かっそうろ)の手前で 管制官の呼びかけに応じない状態となり、そのまま、許可を得ずに 着陸したということです。乗客乗員 155人にけがはありませんでした。
空港に向かうための管制から 成田空港の管制に切り替えるよう 指示があった後、3分間にわたって 交信(こうしん)が途絶え(とだえ)ていて、着陸後、機長は「聞こえなかった」と話しているということです。
国交省(こっこうしょう)は、通信機器のトラブルか チャンネルの設定ミスの可能性があるとみて、会社側から事情を聞いています