何か新しいことをスタートさせるときは、自然と心躍ります。仕事でも住でも最初のころはただひたむきに没頭できるものです。

　この“ひたむきに“という心の持ち方は、ややもすると忘れてしまいがちな思いではないでしょうか。

　例えば職場で、「この仕事は自分に向いていない」「会社の体制が自分には合わない」と嘆いている人がいます。しかし、そのような生き方に対して、日本を代表する鮨職人の小野次郎氏は言います。

　「自分に合う仕事なんかないですよ。仕事に自分があわせなきゃいけないでしょう。だって、まるで経験のない人が、あれもダメ、これもできないと言っていたら、やる仕事なんてありませんよ。」

　氏は「与えられた仕事が天職だと思って一所懸命修行すれば、誰でも一人前になれる」とげきを飛ばします。

　自身の仕事に取り組む姿勢を、改めて見つめなおしてみようではありませんか。

　今日の心がけ　●　懸命に仕事をしましょう。