热度 2
M氏がゴルフコンペに参加した日のことです。練習場でクラブを振っていると他のグループが練習をしている様子が目に留まりました。
「もっと脇をしめて」「ボールから目を離すな」「肩の力を抜いて」など、何人かが初心者らしき一人にアドバイスをしています。
しかし、「もういい。自分を好きなように打てばいい。せっかく注意してやっているのに……」と一人の指導者があきらめてしまったのです。
スポーツにおいても仕事においても、教えることに夢中になりすぎて、教わる側の立場を無視した指導やアドバイスをする「教え魔」がいます。
それを素直に聞く人もいますが、利いているふりをしている人も見られます。教える側が自己流のおしつけや欠点の指摘をするだけで、教わる側の立場で指導していないというケースがあるからです。
教える側は、相手の習熟度をよく考慮して、「なるほど○○のポイントがよくわかった」と感謝されるような指導を心掛けたいものです。
今日の心がけ ● 相手の状況を考慮しましょう
Powered by Discuz! X3.4
© 2001-2017 Comsenz Inc.