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経済の低迷が続き、「自信喪失」から向けだせない人が増えています。統計数理研究所は、二○○八年実施の「日本人の国民性調査」結果を公表しました。
不安定な社会状況を反映してか、『ここ一カ月の間にいらいらしかかったことがある』若者が急増しました。特に二十代から三十代の若年層では、一九五三年の調査開始以来、初めて六割を超える結果となりました。
一方、家庭や職場での人間関係を重視し、精神的な充足感を求めていることもわかりました。「家族や仕事以外での上役との付き合いがあったほうがよい」の割合が高く、不安定な雇用環境が反映していると分析しています。
社会生活の基本単位である家庭を「心のよりどころ」とすることが、イライラのない「自信回復」への道となると言えそうです。そのためには、まず家族同士の会話を密にして「つながり」という意識を持つことが重要です。
家族と離れて生活している人は、電話・メール・手紙などで「つながり」を確認し、自己の心のよりどころを取り戻してみてはいかがでしょう。
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