文庫本サイズの超小型ワープロが人気を呼んでいます。
このワープロは、文字入力とデータを保存するだけの単機能で、メールもインターネットもできません。選択肢が一つしかない簡易さが、かえってユーザーに受け入れられているようです。
日進月歩で高性能、多機能化している家電製品は、新しい技術や便利さを提供してくれます。人は、より優れたものを追求するものです。
その一方で、複雑な機能よりも必要最小限の機能でよいと思う人もいます。テキスト入力機能に特化した超小型ワープロは、一点の作業のみに重点を置いた商品です。ユーザーの隠れた声にこたえた商品と言えるでしょう。
ユーザーが何を求め、何を必要としているのかを常に考え、新たな波を敏感にキャッチしていくことは大切です。
自社の製品を愛し、自分たちが提供できることは何かを知り、様々な意見を集約しながら商品を編み出していきたいものです。
今日の心がけ ● 隠れたニーズを発掘しましょう。