日志
- 職場の教養 一月一日 言霊
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2010-1-8 12:36
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天平宝字二年(七五八年)六月、四十二歳の大伴家持は、国守として因幡の国に赴任しました。超低内部の政変によって、地方へ左遷されたのでした。 赴任から半年が過ぎ、元旦を迎えた雪降る日のことでした。元旦には国庁に国や郡の役人である国司や郡司を招き、正月を祝う宴が開かれます。元旦の雪は吉兆と言われ縁 ...
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- 十二か月の窓 宿り木 「大切な一日 岸田衿子詩集」
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2010-1-5 15:29
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宿り木 冬 骨になった木々は 枝に小さい丸い龍を いくつもぶりさげている 主の木が 葉を落としても 龍のかたちの宿り木は ずっと オリイブ色の葉を揺らしている すきとおった飴のような橙色や レモン色の実を龍の中にちりばめて ...
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- 十二か月の窓 リンゴの木 「大切な一日 岸田衿子詩集」
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2010-1-5 15:24
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りんごの木(十一月) 兄さんは エジプト勤務 妹は北の外に嫁いででゆく そんなことをあの畑の りんごの木は知らない 自転車で走ってきた男の子が ちょっとふりかえていった お喋りなミルク村の売り子が二人 木のそばまできて 黙って見上げた ...
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- 十二か月の窓 クルミ 「大切な一日 岸田衿子詩集」
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2010-1-5 15:14
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クルミ(十月) りすはクルミを放したくない ねむるときも 夢の中でも クルミを抱きしめている りすはクルミを振ってみる ころろ ころろろ クルミは唄う その音を聞きながら りすは祖先の森へ旅立ってゆく
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- カレンダーから写させてていただきましたいい言葉
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2010-1-3 19:21
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小さな親切が大きな感謝を生む 大きい努力は大きい信用を生む しつけは叱るより上手に褒める 朝の十分間が一日の成果を決める 忍耐とは希望を持つ技術である 人を怨む前に自分に勝とう 豊かな収穫は日々の感謝から 不摂生を戒め健康を保持しょう 周到な計画を立て完全な仕事を 明朗は健康の父 ...
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- 十二か月の窓 われもこう 「大切な一日 岸田衿子詩集」
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2009-12-25 10:57
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われもこう(九月) うたをうたうのはわすれても 夕暮れの野辺の花は目にのこります 都をでて 中山道をバスに乗って バスを降りてから 橋を渡り 手を振った人の顔を忘れても のべのほくろのような えんじいろのはなが 目に残ります 川の音が 遠くなり 昨日の電話の ...
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- 十二か月の窓 カゼクサ 「大切な一日 岸田衿子詩集」
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2009-12-25 10:52
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カゼクサ(八月) 空には ホシクズ 地上には カゼクサ 夕暮れどきの野べに こまかい粒の穂を付けた カゼグサが揺れている 煙っている カゼクサをひと抱え とってこよう へやのなかに 風があふれるから 風とカゼクサに占領されて へやには 誰もいなくな ...
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- 十二か月の窓 るり玉 「大切な一日 岸田衿子詩集」
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2009-12-25 10:46
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るり玉(七月) はじめてこの花に会った時 夢かもしれないと思ったのだ 頬かむりした手ぬぐいの端っこで 顔の汗を拭きながら るり玉を一ぽんくれんたのだ たった一ぽん 薪にさしたるり玉を 玉の形の花は 銀青色で ガラスの粉をまぶしたように光る 狸婆さんはいな ...
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- 十二か月の窓 ひなげし 「大切な一日 岸田衿子詩集」
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2009-12-21 11:16
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ひなげし(六月) 草原を埋め尽くす コクリコの群れが 瞼にのこっていた あの花は 幼稚園の生徒のようで 小さなつむじ風も 陽の光りも あの子たちの笑い声に負けそうだ でも 隣の国の海辺の丘には 遠い昔に誰かが建てた 石の白い柱ばかり並 ...
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- 十二か月の窓 カザグルマ 「大切な一日 岸田衿子詩集」
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2009-12-21 11:10
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カザグルマ(五月) ダムで沈んでしまう谷 野生のカザグルマが咲き続ける谷 うす紫 水色 ピンクや白の 時計草の従姉妹たち この花々にも 別れを告げよう 行く手の斜面に 黒っぽい獣が動く あれはカモシカ まだ若い そっと 足音を立てず ...
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