人と人の間には表面的(頭の領域)区別しか存在しない。心の奥は皆同じだ。まるで海面の波の飛沫は違っても、奥底は同じみたいに。もし表面にだけ留まっていれば、その「比較」は毎日繰り返すことになり、もちろんこんな生活は疲れるし味気ない。やがて人生を嫌うことになる。
比較は自己分裂である。分裂によってエネルギーは流失するし、低エネルギーは脆弱を招く。人は脆ければ脆いほど比べたがる。比べれば比べるほど自分が分からなくなる。最後になっては、命さえも疑ってしまう。人は何のために生きているのかと。人は脆くなると、あれこれとくだらないことばかり思い巡らす。それも皆自分の最低の部分ばかり。
こういう苦境から抜け出すには、奥へ行って知的自分を見つけなきゃいけない。こうすることであなたは命を分かることができ、そして命と仲良くすることもできる。あなたがもっと高い場所でたっていれば、疑惑もだんだん消えてゆくだろう。
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