原帖出处 http://coffeejp.com/bbs/thread-2423-1-1.html
1.古文の勉強法
古文も英語と同様、単語が命です。むしろ英語以上に単語が大切で、特に現代語と意味の違う単語などを知らないと模試などでは文全体が意味不明になってしまいます。
単語力を伸ばすには、単語帳もいいのですが、授業の予習で単語を覚えるのが一番頭に入りやすいです。文章や物語の一部として単語を覚えれば、意味も自然と付いてきてまず忘れることがありません。地道な努力が必要になりますが、古文の次の授業で扱う範囲はすべて、あらかじめ自分で訳しておくことを薦めます。
ただ、単語だけでなく助動詞の意味の取り方なども必要になるので、最初はかなり大変だと思いますが、定着した頃には相当力が付いているはずです。余裕が出たら品詞分解もやってみると、助動詞の意味の取り違いなどを確認できます。
因みに私の高校では古文の先生はこの方法で予習をするよう、しつこく言ってます。自分の経験からして、この方法が後で総合的な力になって帰ってきます。大変ですが、夏休みを利用してやってみては?
2.漢文の勉強法
漢文は訳せるよりも解けることが大事です。私は、テスト勉強の時によくやるのですが、範囲の漢文をすべて白文にして(教科書のコピーを取り、訓点と読みを消してそれをもう一度コピー)、それに訓点を施すという作業をします。怪しいところは何度もやり直し、完璧にすればOK。
この利点は
1,~に訓点を施せという系統の問題はまず間違えなくなるので定期テストでは即得点に結びつく
2,授業より断然文章を深く読むので、そこで出てきた文法や単語がかなり頭に定着する
3,慣れれば漢文の仕組みも分かってきて、自分で作文もできるようになってくる
3.時間の問題
古文、漢文ともに、やはり難点は時間がかかること。2年生以下には自信を持って薦められますが、受験生には少々能率が悪いかも…。
ただ、総合力を底上げしたい方にはオススメです。
以上、長くなりましたが、参考になれば幸いです。