受注・発注<じゅちゅう・はっちゅう> --- 受注とは、品物などの注文を受けること。「大口の案件を受注する」発注とは注文を出すこと。「商品を発注する」
商圏<ショウケン> trading area --- スーパー等の商業施設における、潜在的に対象とするお客様がいる地域のことを指す。商圏は、その施設からの距離だけでなく、交通事情を考えた時の所要時間なども含めて、施設の業態や取扱商品との関連を踏まえて設定される。インターネットビジネスにおいては、物理的な制約が取り払われたことで、商圏の概念がグローバルに広がったとされる。
商談<しょうだん> --- お得意先・見込客などに対して、商品・サービスの取引を納得してもらうための交渉、相談の場。営業活動にはかかせない。
新規開拓<しんきかいたく> --- 既存の得意先ではなく新しく顧客を作るために行動を起こす事。飛び込み訪問やDM、テレアポ、広告による告知など方法は限りない。
深耕拡大<しんこうかくだい> --- (営業場面で使われる場合)新規開拓が見込客や新たな受注を獲得する活動に対して、深耕拡大とは既存の顧客やルートを掘り下げることで受注を拡大すること。
請求<せいきゅう> --- 商取引において(当然の事として)決められた代価を支払うよう求めること。請求書・請求伝票が伴う。
相殺<そうさい> --- プラスとマイナスを差し引きして帳尻を合わせる事。「このミスは前回の分とで相殺に」「先月の立替金を今月の謝礼から相殺する」
アイドマの法則 AIDMA formula --- 消費者が実際に購買行動を起こすまでの過程を分類した法則で、マーケティング戦略を考える際に活用される。消費者の購買行動は、その商品に注意(Attention)することから始まり、興味(Interest)を持ち、欲求(Desire)を感じ、記憶(Memory)して行動(Action)を起こすというもので、各過程の頭文字をとってアイドマ(AIDMA)の法則と呼ぶ。
リテールサポート retailer support --- メーカーまたは卸売業者が、取引先に対して経営的な支援活動を行うこと。小売店の業績を向上させることで、結果として自社の業績向上につなげようというのがねらい。支援活動の内容としては、例えば以下のようなものがある。
・新製品、売れ筋、競合情報などの提供。
・従業員教育や店員の派遣。
・店舗の内外装、売り場づくり、販促活動他、経営的なアドバイス。
・POSやEOSのシステム導入サポート。
・貸付、信用保証等、資金的な援助。
DM (ダイレクト・メール広告) Direct Mail --- 郵便等によって直接見込客へ送り届けられる広告。ダイレクトマーケティングの手法のひとつ。データベースマーケティングとの組み合わせで効果が上がる。
プレゼンテーション presentation --- 企画、提案内容を発表すること。略して“プレゼン”という。最近はマルチメディアを駆使した表現が流行だが、成功の第1要因は何よりも企画のコンセプト(基本概念・新しい発想)である。
プロモーション promotion --- 広義では広告、販売促進、パブリシティ、人的販売の総称。狭義では販売促進、販売施策という意味で使われる。商品(サービス)を市場に出す際に、何種類ものプロモーションを用意してそれぞれ管理し効率を追及することをプロモーション・ミックスという。
見積り<みつもり> price estimate/price quotation --- 何かを購入するために必要な金額(経費)・物の量・期間などをあらかじめ概算すること。その計算書。「見積書を提示する」「見積をとる」
ルート・セールス route sales --- ルートは巡回路。一定の地域で一定の順路を定めて定期的に得意先を訪問し販売活動を行う事。定時巡回販売ともいう。
アンテナショップ antenna shop --- 新商品などを実験的に売りだし、消費者の反応から新たなトレンドを探ることを目的とした店舗のこと。販売目的でなく情報の受発信を目的としていることからアンテナショップといわれる。通常、流行の先端を行く人々が集まるところに出店される。日本では原宿や六本木に多い。
エレクトリック・コマース electronic commerce --- 電子商取引。Eコマースとも呼ばれる。インターネットなどの電子的なネットワーク上で、商品やサービス、株などを売買したり、決済を行ったりすること。電子商取引の普及のためには、情報のセキュリティ技術を万全にする必要がある。