时间:2007-07-09 15:27:35 来源:| 作者:
社内ルール 編3「コンプライアンスって何だ!?」
社内ルール 編3 |
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コンプライアンスって一体何なんですか!? |
◎小言社長のアドバイス
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コンプライアンス【compliance】とは英語で「命令・要求に従うこと」という意味。日本では「法令遵守」、最近だと「企業が法律や企業倫理を遵守すること」という意味で使われることが多いですね。「ビジネスコンプライアンス」とも言います。 |
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あー…そういえば、我が社のコンプライアンスがどうだとか、コンプライアンス体制がどうだとか、よく聞いてる気がする。 …とはいっても、いまいちピンとこないなぁ。具体的には何をすればいいんですか? |
◎小言社長のアドバイス
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具体的も何も、結論としては「悪いことをしなければいい」というだけの話です。 皆さんは普段の生活の中で、進んで法律に触れるようなことをしますか? しませんよね。それと何も変わりません。会社の中で仕事をしているときも、悪いことをしなければいいというだけのことです。 |
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じゃあ何で「コンプライアンス」「コンプライアンス」って騒いでるんですか? 最近になってやたらと言われるようになった気がするんですけど…。 |
◎小言社長のアドバイス
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最近では会社・企業の不祥事に対して、社会の目が厳しくなってきていますからね。たとえ社員が1万人いる会社でも、たった1人の起こした不祥事で経営ができなくなる、会社の信用が地に堕ちて存続が難しくなる、そのような可能性はゼロではありません。
そういった危険性を経営陣が感じているから、社員に「コンプライアンス」を徹底させるよう取り組んでいるのです。 |
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実際に「小遣い欲しさに会社の顧客名簿を業者に売った」とか「ギャンブル代欲しさに架空請求を繰り返した」などなど、会社の不祥事に関するニュースを聞いたことはあるでしょ? 会社ぐるみで不正をするのは論外だけど、報道されるほとんどのケースは会社の中のごく一部の人間、たった1人の人間によることが多いんじゃないかしら。
けれど、「悪いことをしていた人だけを責めておしまい」なんて、それだけで最近の社会が許してくれると思う? ひとたび不祥事を起こせば、それにより非難されるのは、罪を犯した人間が所属する会社の社長…つまりは会社そのものよ。会社にとってはいい迷惑…というよりも大打撃よね。 |
確かに…。ニュースで会社の不祥事を聞くと「もうあそこの商品は買わない!」って思っちゃうもん。そう思われるのが自分の会社だったら…! こ、怖いなぁ。 |
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会社に対する信用がなくなれば、ひいては会社からお客様が離れてしまい、会社を経営していくこと自体が難しくなるからな。 だから、社員の不祥事を未然に防げるよう、各会社が「コンプライアンス」についてどのように取り組むか、また社員に取り組んでもらうかを考えているんだよ。 |
◎小言社長のアドバイス
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まぁ、新入社員の皆さんが故意に不祥事を起こすとは思えませんが、もしあなたが誰かの不正を目撃することになってしまったら、そのときは勇気を持って会社に申告して欲しいですね。人間は誘惑に弱いものです。誘惑に負けそうになっている人を救うためにも、社長としては申告してもらいですよ。 たった1人の不祥事でも、最終的には大きなダメージとして会社に返ってきます。そうなれば、あなた自身にもそのツケが返ってくることになりますからね。
さてどうでしょう。コンプライアンスについて、少しは理解していただけたでしょうか? |
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はい! 会社としては「会社の信用やブランドイメージを守るための対策」、自分としては「悪いことをしなければいいんだ」ってことですね! 回りまわって自分のところに返ってくるかもしれないことだから、しっかり守らないといけないね! |