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47、「~が・~けれども」
时间:2007-06-05 15:54:26  来源:日本語レッスン|http://homepage3.nifty.com/i-yasu/  作者:

47.「~が・~けれども」

「~が・~けれども」は次のような文の形をとります。

 

               が、                  

             前文                    けれども、   後文     (文末) 

              

「~が」と「~けれども」は置き換え可能な場合が多いですが、「~が」は

やや改まった硬い言い方で、書きことばに用いられます。話しことばの場合、普通体に
「が」を用いると、男性の言葉遣いになります。

一方、「~けれども」は普通体で用いられると「~が」より、話しことば的でくだけた
感じになりますが、丁寧体の中で用いられると、くだけた感じは

なくなります。「~けれども」が短縮した「~けれど」「~けど」は、より

話しことば的になります。

「~が・~けれども」は2文を接続する形で、逆接や対比を表しますが、

そのほかに、前置きとして話題を持ち出す役割をしたり、発話の終わりで

ことばを濁すことに使われたりします。

 

●2文接続の「~が・~けれども」

1)逆節を表す「~が・~けれども」

次の() ()のように、前文から予測されることとは違った結果が後文に

表されることを逆接の関係にあると言います。

 

 (1)図書館で調べたが、わからなかった。

 (2)野菜は嫌いですけれども、がんばって食べています。

 

「~が・~けれども」の文は(3)(4)のように「丁寧体+が/けれども、丁寧体」」「普通体+が/けれども、普通体」の形で用いられます。

 

 () 図書館で調べましたが、わかりませんでした。

 () 野菜は嫌いだけれど、がんばって食べている。

 

2)対比を表す「~が・~けれども」

逆接と対比の区別は難しいですが、対比は前文と後文で反対のことが述べ

られてはいても、特に因果関係(原因・理由と結果の関係)がありません。次の例を見てください。 

 

 (5)とり肉は食べるが、牛肉は食べない。

 (6)ひらがなはやさしいけど、カタカナは難しい。

 

対比を表す場合、対比されるもの(「とり肉」と「牛肉」、「ひらがな」と

「かたかな」)は、取り立て助詞「は」をとることが多いです。

 

次の(7)の「おもしろくて難しい」(並列関係)と「おもしろいが難しい」(対比関係)の混乱も、対比と関わるものです。

 

 (7)A:日本語はどうですか。

    B:a.おもしろくて、難しいです。

      b.おもしろいですが、難しいです。

 

(7)Bのaもbも間違いではありません。しかし、人の評価・判断から見たとき、
「おもしろい」がプラス評価であるのに対し、「難しい」はマイナス評価です。日本語
ではプラス・プラス評価、または、マイナス・マイナス評価のときは並列表現(「~て」「~し」など)で、プラス・マイナス評価、または、マイナス・プラス評価のときは対比表現「~が・~けれども」「~のに」など)で表すことが普通です。

 

 (8)a.日本語はやさしくておもしろいです。

           +      +

    b.日本語は難しくて複雑です

           -      -

 (9)a.日本語はおもしろいですが、難しいです。

            +       ―

    b.日本語は難しいですが、おもしろいです。

           -       +

 

3)前置きを表す「~が・~けれども」

次の例のように、話の切り出しに「~が・~けれども」が使われます。

これによって1つの話題が会話の中に導入されることになります。

 

 (10)A:午後の会議のことなんですけど

    B:はい、何ですか。

    A:10分ばかり遅れますけど、よろしいでしょうか。

 (11)(ディスカッションで)

    A:さっきBさんが出された意見についてなんですが、反対意見を述べたいと思います。

    B:はい、どうぞ。

 

前置きとして、話題を持ち出す「~が・~けれども(「けど」となることが

多い)」は「の(ん)だ」と結び付いて、(10)(11)のように「~(な)ん

ですが(けど)」として用いられることが多いです。

 

4)終助詞的な「~が・~けれども」

多くは文の終わりに付けて、ことばを濁したり、言いよどんだりするときに用いられ
ます。

 (12)(電話で)もしもし、小林と申しますが。

 (13)A:お金、お借りできますか。

    B:そんなこと言われても困るんですけど。

 

ことばを濁す(終助詞的な)「~が・~けれども」は、話題を持ち出す場合と同じく、
「の(ん)だ」と結び付いて、「~(な)んですが(けど)」として
用いられることが
多いです。


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