48、「~て」
时间:2007-06-05 15:55:13 来源:日本語レッスン|http://homepage3.nifty.com/i-yasu/ 作者:
48.「~て」
●文接続の「~て」の意味用法
ここでは例文にあるように、「~て」が次の文にかかっていく形を見ます。
2文(2文以上の場合もある)が接続するとき、次のような形をとります。
て、
前文(S1) 後文(S2) (文末)
従属節 主節
前文・後文の内容や、述語(動詞・形容詞など)の種類によって意味用法が変わってきます。以下では「~て」が動詞の場合と形容詞・「名詞+だ」の場合に分けて考えます。
1.「動詞+て」の場合
1)継起(動作が続いて起こる)を表す
(1)本屋へ行って日本語の辞書を買った。
(2)歯をみがいて寝なさい。
「継起」では前文と後文に時間の前後関係が生じます。
2)付帯状況(その動作がどのような状況・状態で行われているか)を表す
(3)座って話しましょう。
(4)めがねをかけて運転をする。
「付帯状況」では後文の動作がどのような状況・状態で現れているかを「~て」で表します。
3)理由を表す
(5)子供が泣いて、困りました。
(6)父から手紙が来て、とても嬉しかった。
理由を表す「~て」では、(5)(6)のように、後文には無意志動詞か状態性を表す表現が来ます。
4)並列を表す
(7)兄が三味線を弾いて、弟が太鼓をたたく。
2.形容詞・「名詞+だ」の場合
1)並列を表す
(8)この子犬は小さくて丸い。
(9)彼女はほがらかで明るい。
(10)ここは○○大学で、私の母校です。
2)理由を表す。
(11)ゆうべはお腹が痛くて、眠れなかった。
(12)この機械は複雑で、使えません。
(13) 銀行が休みで、お金が引き出せない。
(11)~(13)のように、後文には無意志動詞か状態性を表す表現が来ることが多いです。
●「~て」の否定形
1.動詞の場合
動詞の「~て」の否定形は「~ないで」と「~なくて」の2つの形があります。
「~ないで」は継起や付帯状況に使われます。
(14)a.朝ごはんを食べないで会社に行った。(継起)
b.?朝ごはんを食べなくて会社に行った。
(15)a.めがねをかけないで運転をする。(付帯状況)
b.?めがねをかけなくて運転をする。
「~なくて」は理由を表すときに用いられます。
(16) a.バスが来なくて、いらいらした。
b.?バスが来ないで、いらいらした。
2.形容詞・「名詞+だ」の場合
形容詞・「名詞+だ」の否定形は「~なくて」だけです。
(17)このかばんは重くなくて、ちょうどいい大きさだ。(並列)
(18)故障の原因が簡単じゃなくて、困っている。(理由)