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发表于 2007-10-30 23:22:39
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是谁扰乱我的心,使其如衣纹般纷乱,那个人却不是我自己。
すり‐ごろも【摺衣】
(「すりころも」とも)山藍(やまあい)や鴨跖草(つきくさ=つゆくさ)などの染め草の汁ですりつけて、草木、花鳥など種々の模様を染め出した衣。
陸奥産の「しのぶもぢ摺り」の乱れ模様のように、私の心は乱れているが、いったい誰のせいで乱れ始めたのか。私のせいではないのに。
しのぶ」は忍ぶ草を用いたゆえとも言う。「もぢずり」は後世「文字摺り」と書かれたが、もとは「捩(も)ぢ摺り」、すなわち「よじれた模様の摺り染め」の意。乱れた模様なので、恋に乱れる心の象徴となる。なお「しのぶ」には「恋を忍ぶ」意が掛かると見ることもできる。
乱れそめにし ここで句切れ。「そめ」は「染め」「初め」の掛詞。「染め」は「しのぶもぢずり」の縁語。
我ならなくに 私ではないのに。「誰ゆゑに」に応じて「自分のせいではないのに」と言い、暗に「あなたのせいだ」と恋人を責めている。 |
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