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中国吉林省で化学工場が爆発し、川に有害物質が流れ出た問題で、汚染された水が24日、下流のハルビンまで達し、市民400万人の飲み水に影響が出ています。
この問題は、今月13日に起きた化学工場の爆発事故が原因で、吉林省を流れる松花江にベンゼンなどおよそ100トンの有害物質が流れ出たものです。
汚染された川の水は24日朝、黒龍江省のハルビンまで到達したため、市当局は市民400万人への給水を停止しました。
一方、汚染された水は、来月初めにもさらに下流のロシアのアム-ル川に到達する恐れがあることから、ハバロフスク地方では、25日から非常事態令が出される事になりました。
当局は、来年の春まで飲用には適さない状態が続くとして、水道水を飲まないよう市民に呼びかけています。文字 |
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