ホイールアライメントとは?
車のそれぞれのホイール(車軸)には、サスペンションによって、さまざまな方向に大小の角度がつけられています。これらの角度を適正な状態にそろえる事をホイールアライメントと言います。
トー(トーイン)・キャンバー・キャスターなどがそれです。(本来はこれらを整列させることをアライメントと呼びました。)また、アライメントの角度は、車両を使用するにあたって何らかの不具合が生じた場合に、その不具合を解消する、または低減することを目的として開発されています。
アライメントは、四輪自動車が出来るもっと以前から存在していました。(大昔に、木の車輪を使った荷車の時代にすでに開発されています。)1952年にアメリカのFMC社が世界ではじめてアライメントテスターを、世の中に送り出したことからわかるように、世界では古くからアライメント作業は一般的に行われています。そして、現在の日本でも自動車を正常に走行させるために、アライメント作業が一般的に行われています。車は4つの車輪が適正な位置で的確に動作して、初めて本来の性能を発揮することが出来ます。そこで、四輪トータルのホイールアライメントの測定が必要になってくるわけです。 |