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[天声人语] 天声人语----2009年2月3日“埋藏金”

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发表于 2009-2-3 18:58:20 | 显示全部楼层 |阅读模式
天声人語2月3日 

试着翻译,请大家指点,里面有许多拿不准的地方,而且有很多背景知识也不清楚。

テレビ番組「笑点」の大喜利(おおぎり)で、座布団が10枚たまった時のご褒美に「徳川の御埋蔵金」が出たことがある。もちろん大判小判のはずもなく、確か、徳川の字を入れたぞうきんが5枚で「ごまいぞうきん」という洒落(しゃれ)だった。ことほど左様に、とかく埋蔵金の話はうそっぽい
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大喜利(おおぎり)=大切り:  结尾
 
大判小判[おおばんしょうばん):天正年間から幕末まで使われた、楕円だえん形の大きな金貨。小判一〇枚に相当する 大小金币 
ことほど左様(さよう)に如此,竟然如此
 
电视节目“笑点”在某一集即将结束的时候,主持人说对攒够10个坐垫的选手,会奖励“德川时的地下藏金”。当然不可能是德川时代的大小金币了,不过是利用谐音开了一个玩笑。实际奖品是印有“德川”字样的五条抹布(注:五条抹布和御埋蔵金的读法相同)。将钱埋到地下的故事怎么着听上去都不像是真会发生的事儿。
 
▼たまに本物がある。佐賀県伊万里市の80代の会社役員宅から、庭に埋めていた3億6千万円が盗まれた。40年コツコツためたお金で、十数年前、低金利を理由に銀行から土中に移したそうだ
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会社役員:公司董事
 
但现实世界偶尔还真会出现这样的稀奇事儿。住佐贺县伊万里市80代的某公司董事,埋在自家院子里的3亿6千万日元被盗。那是他40年勤勤恳恳工作攒下的钱,十多年前,因为银行的利息太低而从银行取出埋入自家院子里。
 
▼埋めたあたりを毎日確認していた持ち主。昨秋のある早朝、掘り返されているのを見つけて通報した。この男性は体調を崩し、12月に亡くなっている。「将来の蓄え」だったというが、お気の毒に、蓄えも将来も消えてしまった
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该男子每天都会检查埋钱的地方。去年秋天的一天早晨,他发现埋着的钱被人挖走随即报警。其身体随后很快垮掉,12月的时候离开了人世。说是“为将来准备的积蓄”,可惜的是,积蓄与将来全都没了。
 
▼埋蔵金に手をつけるのは泥棒だけではない。埋めた本人が何かの都合で掘り出すこともある。例えば、去年から盛んに口の端に上る「霞が関の埋蔵金」だ。これが、例の定額給付金に使われようとしている
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霞が関の埋蔵金:见附录一
 
定額給付金:见附录二

不仅仅只有小偷会向埋藏金下手,埋钱人本人也会在某些时候将钱挖出使用。比如,从去年开始处在风口浪尖上的“霞関埋藏金”。想用在定额给付金上花掉。 
 
▼この埋蔵金、つまり財政投融資特別会計の余裕分は、国債の償還に回すべきだ。給付金に流用すれば、2兆円分の国債を発行するのも同じこと。借金大国の台所は「将来の蓄え」どころか、足元のやりくりにも四苦八苦なのをお忘れか
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台所:此处是 经济状况的意思
 
此埋藏金,即财政投融资特别款项的多余部分,本是应该用来偿还国债的。如用作给附金,则相当于又发行了2兆日元的国债。对于日本这个负债大国的目前经济状况来说,这岂止是糟蹋“为将来准备的积蓄”,连目前千辛万苦熬日子的现实都给忘了。
 
▼埋めたのは政治家や官僚でも、もとは国民のお金。多くの有権者が反対している給付金でばらまかれてはたまらない。景気への効果は「ぞうきん5枚」程度だろう。総選挙で座布団を取られたくなかったら、麻生さん、いまこそブレるときである。
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ばらまく:金品などをあちこちの人に配る 到处花钱、散财
 
埋钱的人是政治家也好官僚也罢,钱终究是国民的钱。不顾众多选举人的反对,将钱作为给付金花掉实在让人无法接受。而这点钱对经济恢复也就仅能起到 “5条抹布”的作用吧。如果在总选举中未能拿到坐垫,麻生先生,即使现在还在摇摆呢(指犹豫不决)吧。
 
 

[ 本帖最后由 天天爬树 于 2009-2-16 19:11 编辑 ]
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 楼主| 发表于 2009-2-3 19:02:49 | 显示全部楼层
附录一:霞が関の埋蔵金
「霞が関埋蔵金」
政界が沸き立つ隠れ資金の正体は? ここでいう埋蔵金とは、盗賊が霞が関に隠した金塊のことではない。財務省が管理する特別会計(通称:特会)の中にある積立金のことだ。国の予算の一部である特会は、専門家でもよくわからない仕組みになっており、一般の人の目に触れることは殆どない。
 「財務省は、その特会の仕組みを使って、資金の“隠し球”を持っているのではないか」というのが、“霞が関埋蔵金”のそもそもの言葉の由来である。そうした埋蔵金があるのであれば、「増税をする前に、“隠し球”を出すべきだ」との指摘が、自民党や民主党の一部の議員から出ている。
特別会計の積立金=“霞が関埋蔵金” 国の予算には、大きく分けて一般会計と特別会計とがある。特別会計には、林野業や治水事業など特定の事業を行なうために設けられる事業特別会計や、特定の資金を運用するために設定される資金特別会計などがある。その資金特別会計の中に、財政融資資金特別会計(財融特会)と外国資金特別会計(外為特会)とがあり、それらの中に、今回指摘されている積立金=埋蔵金と称される多額の資金が眠っているというのだ。
 財融特会とは、債券=財投債を発行して調達した資金を、政府系の金融機関や地方公共団体を通して零細企業などに貸し付ける仕組みだ。貸出しによって得られる利息収入や運用益と、財投債発行などの費用との差額=利益の一部を、金利変動準備金として毎年積み立てることになっている。
 金利変動準備金とは、将来の金利上昇などによって損失が発生することに備える目的の積立金だ。その額は、2007年度末には約17兆9千億円になると見込まれる。その他にも、外国為替相場の安定化を図るなどの目的で設定された外為特会にも、財融特会とほぼ同額の積立金が蓄積されていると見られる。これが、埋蔵金説を唱える人たちがいう“霞が関埋蔵金”の正体だ。
埋蔵金説を主張する側は、財政当局はこれだけ多額の積立金を持っている必要はなく、財政再建のために有効に使うべきだと指摘する。
 財融特会を例にとると、昔の郵便貯金などの資金を運用していた時期と違って、2001年以降、特会の規模は約400兆円から200兆円台へと大きく縮小しており、金利水準の変動に伴うリスク量は大きく減少しているはずだ。ということは、従来のような多額の積立金は必要ないともいえる。実際問題として、財政当局は、2006年度に12兆円の積立金を取り崩して、国債整理基金特別会計に組み入れて国債残高の圧縮に宛てている。
財務省は“埋蔵金”を否定するが 12月初旬、額賀財務大臣は、「特別会計の中の積立金は、埋蔵金などというものではない」と“霞が関埋蔵金”説を一蹴した。財務省サイドのロジックは、準備金は法律に定められた目的を達成するために、所定の手続きに基づいて積み立てられたものである。それは、“霞が関埋蔵金”などという、掘ればいくらでも出てくるような類の資金ではないと主張する。
 また、一部を取り崩して国債発行残高の圧縮に充当したのは、金利変動リスクの低下など様々な要因を勘案して準備金を取り崩したもので、多額の資金があるからと言って、常のその一部を機械的に財政再建の原資と考えているのではないとしている。自民党の財政改革研究会(会長:与謝野馨氏)は、財務省の考え方を援護する格好で、積立金を“埋蔵金”などと称するのは、単なるイマジネーションの世界のことと断じている。
 “埋蔵金”を巡る議論は多いものの、財務省がわが国の中で最も高度な頭脳集団であることを考えると、彼等の主張を、額面通りに受け取れないという人は多いだろう。
 穿った見方かもしれないが、「財務省は、多額の積立金を、自分たちの裁量で使えるよう残そうとしている」と説明される方が違和感はない。政治家の間で伝説になるような“埋蔵金”ではなく、誰の目につかない“隠し玉”として積立金を保持することが、彼らの本音の一部と考えるほうが自然に聞こえる。
否定派=増税派、
肯定派=成長派の構図 “霞が関埋蔵金”について、一つ興味深い点は、自民党の中でも明確な見解の相違があることだ。与謝野馨氏を中心とする“埋蔵金”否定派と、中川秀直・元幹事長を中心とする“埋蔵金”派の対立はかなり鮮明である。それに、“埋蔵金”の存在を主張する民主党が、その論戦に加わる。論戦の構図としては、なかなか面白い。
 元々、否定派は、財政建て直しのためには、増税を避けて通れないという“増税派”が主力であり、一方の肯定派の源流は、高い経済成長を達成することによって、増税せずに財政再建を達成しようとする、いわゆる“成長派”の流れを汲む。
 “埋蔵金”に関する最も重要なポイントは、今回の議論を単なる言葉の遊びにしてはならないことだ。
 わが国の財政状況は、先進国の中で最悪といわれるほど悪化している。それをどこかの時点で、再建することの必要性に反対する人はいない。問題は、如何にして立て直すかだ。おそらく、この問題を解く特効薬はないだろう。一つの方策を実施すれば、すべてが解決できるとは考えられない。ということは、いくつかの合わせ技が必要になる。
 特に、今後、少子高齢化が加速するわが国では、社会保障費用の増大をどうやって賄うかが課題になる。それを、歳出の削減や消費税の引き上げ、一部積立金の取り崩しなどの方策を組み合わせて解決を図る以外、実効性のある選択肢は思いつかない。
 そうした議論を国民レベルにして、早く本格化させるべきだ。それができないと、財政悪化の傷口は一段と深くなる。それを避けることを真剣に考えることが必要である。
 
 
附录二 :
■定額給付金とは?

所得制限を設けるかどうかは市区町村の判断にゆだねることとし、所得制限を設ける場合の目安として、所得1800万円を下限とするとした。与党協議の決着を受け、政府は2008年度第2次補正予算案と関連法案を今国会か来年1月召集の通常国会に提出する。今年度中に支給する方針だ。野党は補正予算案に反対する構えだ。

 給付金の総額は1兆9600億円。財源は、財政投融資特別会計の剰余金をあてる。支給額は、夫婦と18歳以下の子ども2人の家庭ならば、6万4000円となる。支給方法は、〈1〉市区町村が世帯主に給付金の引換券を郵送し、世帯主が申請〈2〉世帯主の金融機関の口座に市区町村が給付金を振り込む--との方式が有力となっている。

もはや意味不明なものになっていますよね。追加経済対策と言うのであれば所得制限どころか高所得者層に支給すべきだし、社会福祉政策と言うのであれば消費税率アップをするのでは元も子もないし。言い出した以上、選挙もないのにもう引っ込められなくて、何となくやるしかないんでしょうね。
何となく給付金ですね。
何となくばらまいて何となく2兆円が消えて、その分、何となく赤字国債が増発されて、何となく消費税率が上がって貧困層は何となくますます困窮していくみたいな。

景気回復期間中には、景気沈滞の元凶である消費税の減税を効果的に実施し、国民の購買力をしっかり回復させ、国民の財布が企業収益を支えるという経済の基本構造を強化し、しかる後に法人税中心の抜本的税制改革を図る。この方針の入り口として、定額給付金ではなく消費税率引き下げをもって国民生活支援策とすることを提案します。

■金額は?

定額給付金は1人1万2000円で、18歳以下の子どもと65歳以上の高齢者には8000円を加算する方向だ。議論が迷走した所得制限は結局設けずに、高額所得者が自発的に受け取りを辞退する方式で調整する。
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发表于 2009-2-16 18:24:01 | 显示全部楼层

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楼主谦虚了  翻的真的很好


注意到一个小误   首楼的帖子里一个字打错了
会社役員:公司懂事
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 楼主| 发表于 2009-2-16 19:11:49 | 显示全部楼层
谢谢版兔,已经改正过来了。
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发表于 2010-12-23 13:00:45 | 显示全部楼层
本帖最后由 abyssthinice 于 2010-12-23 13:39 编辑

“総選挙で座布団を取られたくなかったら、麻生さん、いまこそブレるときである。”从字面上看,意思似为:
如果不想在大选中被拿掉坐垫,麻生先生,现在正是“摇摆”的时候。



“80代”似指“80多岁”。
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