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開けましておめでとう御座います。本年も宜しくお願い致します。
2014年が明け新たな気持ちで新年を迎えていると思われます。
皆様それぞれが新たに今年やるべきこと目標を明確に設定し、如何に具現化するかです
具現化するために何をすべきなのかをロジカル(理論的)に考えられる様になること。
考えた事をどう行動(考動)していくのかで結果は自ずと大きく変わって来ます。
日本はこの一年で環境的に変わって来ております。民主党から自民党へ政権が移り、
脱デフレをスローガンに、物価上昇インフレターゲットを掲げてきた結果、
ジワジワでありますが効果が出てきております。
一年前に申し上げていたことですが、景気回復の序盤では一般市民は給料は上がらない中で、
エネルギー関係を始め物価がアップし、実際に生活を逼迫してきてます。
確かに輸出に関連している大手企業の業績が回復し、
日経平均株価も年末の水準として7年ぶりの高い水準で終える事が出来ました。
2013年の株価の上昇率を見るとバブル期を上回り、
1972年以来の高い水準であったことも見逃せません。
ただ、一般市民は身近な出来事として、感じる事がまだ出来てません。
実際に中堅から小規模の会社まで好景気を実感出来、
社員が足らなくなって来るように成れば賃金は始めてアップしてきます。
そうなるまでにはまだ一定の時間が掛かり、
現在の株価をキープし、更にアップさせる必要があります。
そうなって始めて好景気と呼べるのでは無いでしょうか。
しかし、その好景気を実現する迄には、いろんな意味での痛みを伴います。
その環境の中で何が何でも会社を存続させて行かねばなりません。
客先の中にも勝ち組と負け組に分類されて行くでしょう。
その中におきまして見極めをして、負け組に分類されてしまわない様に
最大限アシストする気持ちを込めて日頃の業務に従事して下さい。
中国では一時の非常に高い伸び率の好景気は過ぎましたが、
まだGDP7%半ばををキープしており、富裕層中心に高い消費率は期待出来るでしょう。
我々を取り巻く環境として、この業界に携わっている工場は日本向けをメインとしていると、
自ずと、単価と品質がある意味反比例していますが、要求が厳しくなって来ております。
その中で対応出来る工場と対応難しい工場が明暗を分けているのも事実です。
中には儲からないのであれば工場経営を諦め、工場の跡地を利用し
マンション経営や他業種に貸し出した方が良いと考えている所も少なくは無いようです。
工場も我々を含む客先を良く見ています。工場から見て、メリットの有る客なのかを。
メリットが無いと判断された場合、結果的に当社にとってもメリットの無い
融通の効かない工場になってしまうのは明白であります。
工場との良い関係は当社にとって財産なのです。
その財産である良い関係を崩さない無いようにどうすればいいのかを考えて行動すること。
方や客先に対してアシストしながら、財産である工場との良い関係を保つという事はある意味
相反することかもしれませんが、バランス感覚を持って実行すれば理想的な形が見えてきます。
確かに言うのは簡単ですが、実際実行するのは年々厳しくなってきているのも事実です。
ただ、当社だけがこの困難に直面しているのではなく、誰もが直面している問題と認識すると
少しでもアドバンテージ有るところが、逆にチャンスになると認識することです。
当社は、昨年から海阳に工場をスタートさせ、それによりアドバンテージが出てきました。
今年は更にもう一歩進化させ、アドバンテージ性を高めて行く所存でございます。
その為には皆様の優秀な力を更に結束していかなければなりません。
目標を成し遂げれば、延いては皆様の生活も充実していくと確信しています。
最後になりましたが、皆様とご家族様のご健勝と益々の発展をお祈り申し上げ
私からの新年の挨拶とさして頂きます。
谢啦 |
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