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楼主 |
发表于 2009-1-22 10:43:34
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2009年1月17日(土)付+ ]# J) X9 G: S+ p, [
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ドラマ「君の名は」で知られる東京の数寄屋橋に、関東大震災の碑がある。惨禍から10年を機に建ち、銅像の台座には公募で選んだ「不意の地震に不断の用意」の標語が刻まれた。十年一昔(ひとむかし)、と言う。風化していく記憶をとどめ、心構えを呼びさます思いをこめての建立だった▼阪神・淡路大震災もすでに一昔を過ぎ、今日で14年になる。起きる地震は止められない。だが被害は、増やすも減らすも人間次第である。時の流れに抗して遺訓を生かす構えが、これまで以上に必要になってくる▼あの日、都市を襲った地震の恐ろしさに誰もが息をのんだ。個人や家族の防災意識は、かつてなく高まった。だが「備え」とは、ゴールの見えぬマラソンのようなものだ。いつしか走るのをやめて座り込んでいないか。家庭で職場で、確かめ合う一日にもしたい▼わが国土の危うさを、ある専門家は「日本列島は現在も、地震をともなって創造中」と表現する。東海、首都圏直下……。あやぶまれる地震はいくつもある。被害の想定は、どれも背筋が凍りつく▼たとえば近畿圏直下型が冬の正午に起きるとする。関東大震災と同じ15メートルの風が吹けば、火災が多発して2万6千人が亡くなる。早朝なら就寝中の倒壊が多く犠牲は4万2千人に。助かるための行動も時と場所で違ってくる▼「忘却とは忘れ去ることなり」は「君の名は」の名文句だった。だがここは教訓を忘れずに汲(く)みつくし、生かしつくしたい。そして14年を経て、なお悲痛の癒えない被災者の多いことも、また忘れまいと思う。 |
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