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发表于 2004-11-2 05:41:33
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■《天声人語》 11月02日付0 N8 N, t4 H" R3 k1 n* d
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Z. \8 w u# @) x0 C6 G つばぜり合いの続く米大統領選は、今日投票日を迎える。選挙の結果に加えて、その去就が気になるのがパウエル国務長官だ。軍事力に頼る単独行動主義色の濃いブッシュ政権にあって、時に、穏健さや世界への目配りを体現してきた。 * I# B# R! K3 |0 ^* K1 r% F: a
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「あらゆるものが酸素不足であっぷあっぷします」と、彼がブッシュ大統領に言ったのは、02年の夏だった(『攻撃計画』日本経済新聞社)。イラク戦争を始めれば、アラブの友好的な政権を揺るがし、石油の供給と価格に大きな影響が出ると指摘したという。
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( ]9 z' D. H }" y0 h* Z C5 P) F, S そして、彼が「割った品物の返品は受け付けない陶器店のルール」とひそかに呼ぶものをイラクに当てはめ、こう述べた。「大統領はイラク国民二五〇〇万人の主人になるわけです」「イラク国民の希望、願望、問題をすべて一手に握る。なにもかもが大統領の所有になります」。つまり、壊したらあなたのものだ、と。
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戦争が無数の壊れた陶器を生むこと、その一つ一つの陶器に命が宿っていることを、ベトナム戦争従軍で身をもって知ったのかも知れない。この時「どうすればいい? 他になにができる?」と大統領が言ってから2年余がたつ。一手に握ったはずの国では殺戮(さつりく)が続いている。 4 \5 z# }& `/ l8 q2 I1 P
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今回、ブッシュ氏が再選されたとしても、彼は政権を去るのではないかとの観測もなされている。その政権には、ブレーキが付くのかと心配になる。
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かつて、大統領選への出馬もとりざたされたパウエル氏。政治の舞台での「マイ・アメリカン・ジャーニー」(自伝名)は、これで終わるのだろうか |
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