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发表于 2006-6-7 08:45:22
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2006年06月07日(水曜日)付2 L& ~2 r( q8 R5 Q3 u# i. }
7 O# J/ j" O6 b, ^, I- E, V5 j この時季に、しきりに思い浮かぶ中村草田男の一句がある。〈万緑の中や吾子の歯生え初むる〉。木々の緑と、幼子の白い小さな歯との取り合わせが鮮やかだ。そして、人であれ、木々であれ、命を次の世代に引き継いでゆくことの貴さや、生命への深い畏(おそ)れが感じられる。
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6 c3 j( M5 ?7 H! T$ N7 @ 草田男は、人間探求派と称された。この句は、父であるか母であるか、あるいはまた親であるか否かをも超えた、人間の絶唱のようだ。+ d! S- H9 T! P4 H( o+ M( z+ l
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12人の子を産んだ歌人・与謝野晶子は、こう詠んだ。「いとしき、いとしき我が子らよ、世に生れしは幸ひか、誰れか是れを『否』と云はん」「人の身にして己が児を/愛することは、天地(あめつち)の/成しのままなる心なり」(『与謝野晶子全集』文泉堂書店)。' X. S- u- K! d
* U3 P- c0 f% H) | 幼い娘を亡くして間もない母親が、近所の家の男児を遺棄した疑いで秋田県警に逮捕された。その疑いが事実であるとするならば、これまで聞いたことのないような陰惨な事件だ。3 O! V; I, c, {5 c% z- g$ ^
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県警は、藤里町に住むこの母親の娘について、近くの川で水死したと認定した。母親は、近所に手作りのビラをはっていた。娘の写真の上に「知りませんか?」と書かれたビラからは、子を失った悲しみや必死な思いが読み取れる。その母親が逮捕されるとは異様だが、男児の殺害については、捜査は途上のようだ。
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原生林の広がる白神山地を望み、清流の流れる現地でも、日に日に緑が濃くなっているのだろう。北国に遅い春が来て、やがて万緑に染まってゆく。芽生えた命が日に日に大きく育ってゆく季節なのに、現実はあまりにも残酷だ。 |
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