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楼主 |
发表于 2007-7-25 15:06:06
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2007年07月25日(水曜日)付
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ご家庭のアルバムで、お父さんの影は薄いかもしれない。撮った人は写らないのが写真だ。でも、シャッターに乗せた思いが画面に残ることはある。写真集『カンボジアの子どもたち』(連合出版)にそう教えられた。7 a+ U# x. b3 P* B1 I! y6 _) L
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戦乱と暴政を見つめてきた自然や遺跡を背に、黄金の笑みがはじける。体より大きいバナナの葉束を運ぶ娘、水牛の背の少年。99年から20回以上訪れた写真家、遠藤俊介さんへの信頼が、かぐわしい靄(もや)のように作品を覆う。( Y+ T" H8 }) }" @# }
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かつて戦場を記録した沢田教一や一ノ瀬泰造は、この地に散った。平和を撮る者に約束されていた豊潤な時は、しかし白血病に断ち切られる。今月半ば、写真集が枕元に届いた3日後、29歳の遠藤さんは一ノ瀬らのもとに旅立った。
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婚約者の高瀬友香さんにお会いした。昨夏、カンボジアの勉強会で意気投合し、直後に病気が分かったそうだ。かの国で式を挙げる夢を支えにして、初の写真集に使うコマは病室で一緒に選んだ。0 h, I7 H% s, ^8 F) f; |! s+ l
/ u4 J4 d; M9 I; D0 b: D2 D/ g 「整理が苦手な人で、まだ膨大な画像データがあります。私たちの子と思い、個展などの形に育てたい」。後書きに「貧しいけれど笑顔のカンボジアを撮り続けようと決めた」とある。平穏の尊さを伝える仕事が友香さんに残された。' u" n( R0 O' S X% S" o; }0 f/ T# Z
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本人の写真は奥付に1枚。子供に囲まれ、飛行機のポーズでおどけている。そしてもう1枚。表紙でほほ笑む少女の、とび色の瞳に小さく写り込んだ人影は、キヤノンEOSを構える。異国の、いくつもの柔らかな記憶の奥底に、遠藤さんは永遠の像を結んでいるはずだ。 |
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