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川柳100選、サラリーマンの哀感・叫び・恨み節 (読売新聞)
「妻・子・俺 格差社会は我が家にも」
第一生命保険が5日発表したサラリーマン川柳コンクールの入選100作品は、サラリーマンの哀感漂う秀作がそろった。
「ナビだけが 『お疲れ様』と 慰労する」「帰りたい 我が家ではなく あの頃に」。サラリーマンにとって職場でも家庭でも身の置き場のなさは永遠のテーマだろう。
暖かい家庭を夢見ても「このオレに あたたかいのは 便座だけ」では寂し過ぎる。今年から大量定年を迎える団塊世代には「定年で あわてて地区に 顔を売り」と、リタイア後の居場所探しも課題だ。
受験生の必修科目の未履修問題にちなんで「うちのママ 家庭科少し 履修漏れ」と妻への恨み節も。「受験生 一男去って 又次男」など子供の教育も頭が痛い。
[ 2007年2月5日19時16分 ] |
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