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发表于 2008-2-18 15:54:29
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中国の戯曲芸術 — 秦腔 (07.08.27)
中国の戯劇は大きく分けて、発祥が東南のものと西北のものの2種類があります。西北の戯劇は、主に秦腔とされています。秦腔は中国でも最古の演劇の一つで、西北地域の優秀な文化を代表するものです。歴史が古くて地域の特色を色濃く残し、一般民衆の間に浸透しています。
秦腔は乱弾とも呼ばれ、起源は西秦腔です。西北部の陕西はじめ甘粛、青海、寧夏、新疆などで流行し、ナツメの木で作った梆子(拍子木)を使うため、甘粛では「梆子腔」という呼び方もあります。甘粛の古地名は「西秦」だったので、秦腔の名称もここから来ています。清朝の康熙帝の時代が最も発展・成熟した時期でした。乾隆年間には北京でも上演され、またたくまに都中の話題になりました。各地で育った梆子声腔に直接影響を与える存在になったのです。
秦腔は節回しとリズムで変化をつけてゆきます。節回しには「歓音」と「苦音」の2種類があり、前者は喜びや嬉しさ、後者は悲憤や沈んだ情感を表現し、劇中のムードや人物によって選びわけられます。板式と呼ばれるリズムには慢板、二六、代板、起板、尖板、滚板、花腔などがあり非常に豊富です。演奏に使うメイン楽器は胡弓の一種「板胡」で、とがった高い音が出ます。秦腔の表現法は質朴で荒さと細かさが融合し、情感も豊かで見る人をグッと引き付けます。
役柄は大きく「四生(男性)」、「六旦(女性)」、「二净(荒々しい男性)」、「一丑(道化役)」の計13個に分かれています。辛亥革命後、西安で秦腔をメインに演じる「易俗社」という劇団が設立され、京劇はじめ各種戯劇の要素を取り入れた改革を行いました。節回しも、高く激昂した調子から柔和で優しい調子まで細かくアレンジし、元々の秦腔を基盤に新たな格調を生み出したのです。秦腔の深みのある謡いは陕西人の感情の奥底を表現したものです。
秦腔の起源は古代の陕西や甘粛一帯にあった民間の歌舞踊です。この一帯は古代中国において、政治・経済・文化の中心だった場所で、歴代の芸術家たちが民間の芸能をだんだんと発展させてゆきました。秦腔が流行したそれぞれの場所によって、違った流派も生まれました。西安一帯のものが秦腔と呼ばれたほか、関中東部渭南地区の大荔や蒲城近辺のものは東路秦腔、関中西部宝鶏地区の鳳翔・岐山・隴県や甘粛省天水一帯のものは西路秦腔、漢中地区の洋県・城固・漢中・沔県一帯のものは漢調恍恍とされました。
うち、西路秦腔は四川に入って梆子になり、東路秦腔は山西に入ったものが晋劇、河南に入ったものは豫劇へと発展し、秦腔は京劇はじめ各地の有名な戯劇のベースになったのです。
秦腔の演目は、現在数えてみると約3,000にもなります。「列国」「三国」「楊家将」「岳飛」など英雄物語や悲劇、神話、民間の昔話などジャンルもたくさんです。古典的な秦腔は2005年、2つの大きなニュースをきっかけに注目を集めました。一つは蘭州市が「中国秦腔発展都市」に指定されたこと、もう一つは陕西省が秦腔を無形文化財に指定したことで、中国で初めて国家レベルでの無形文化遺産保護目録に組み入れられたことによるものです。 |
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