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日本怪谈 (一)
时间:2009-04-28 11:41:51  来源:咖啡日语  作者:tsuyoshi8621

『見えてしまう奴の 話』

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私は、某自動車製造メーカーに勤めるごく普通のサラリーマンです。
私には、霊感などというものは全くなく、
もちろん、そういった経験などないのですが、
私の同期入社の中に 霊感の非常に強い奴が一人います。
今日は、彼についての話をしたいと思います。
便宜上、仮に I と呼ぶことにします。
I は 私が、名古屋の方に長期で出張をしていたとき
同じ仕事で、出張をしていた奴です。
これは、週末に関東へ戻るとき 東名高速を走る、車の中で聞いた話です。
I は、最初 会社の寮に入っていました。
引っ越してきたその日に、ほかの入居者に言ったそうです。

『ここ、何かいるよね。』

その寮は、新築で今までに噂があったというわけでは無いのですが、
I は、一歩入ったときに 嫌な雰囲気を感じたそうです。
確かに、入社 1年くらいしてから  うわさ話を聞くようになっていました。
例の寮のことなのですが、夜中の2時頃に、何人もの人の足音が ホールに響くそうです。
ちなみに I は、今ではアパートを借りています。
入居者の中で、一番最初に寮を出たのが彼だそうです。
ついでに、もう一つ
私は、行っていないのですが 設計部内の スキーツアーに I が出かけたときの話です。
I は旅館に入った瞬間におかしいと思ったそうです。
『ここ変じゃない?』
と言って押入を 開けると  壁一面に お札が張っていたそうです。
もちろん、部屋を変えてもらったそうです。
これは、I 本人からではなく 同行していた一人に 聞いた話です

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