[東野圭吾] 幻夜
关于作者
東野 圭吾(ひがしの けいご)
成名作
1983年『人形たちの家』第29回江戸川乱歩賞二次予選通過
1984年『魔球』第30回江戸川乱歩賞最終候補
1985年『放課後』第31回江戸川乱歩賞受賞
1988年『学生街の殺人』第9回吉川英治文学新人賞候補・第41回日本推理作家協会賞(長編部門)候補
1990年『鳥人計画』第11回吉川英治文学新人賞候補
1991年「天使の耳」第44回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)候補
1992年「鏡の中で」第45回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)候補
1993年『ある閉ざされた雪の山荘で』第46回日本推理作家協会賞(長編部門)候補
1993年『交通警察の夜』第46回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)候補
1996年『天空の蜂』第17回吉川英治文学新人賞候補
1997年『名探偵の掟』第18回吉川英治文学新人賞候補
1999年『秘密』第120回直木三十五賞候補・第20回吉川英治文学新人賞候補・第52回日本推理作家協会賞(長編部門)受賞
2000年『白夜行』第122回直木三十五賞候補
2001年『片想い』第125回直木三十五賞候補
2003年『手紙』第129回直木三十五賞候補
2004年『幻夜』第131回直木三十五賞候補
2006年『容疑者Xの献身』第134回直木三十五賞受賞・第3回本屋大賞4位・第6回本格ミステリ大賞(小説部門)受賞
关于幻夜
『幻夜』(げんや)は、東野圭吾の小説。集英社「週刊プレイボーイ」2001年No.19/20号~2003年No.16号に連載され、加筆訂正された後に2004年1月26日に集英社よりに単行本として刊行された。また、2007年3月25日には集英社文庫より文庫版が刊行されている。
ベストセラーになったミステリー長篇『白夜行』の姉妹作ともいえる作品である。連載時は連作短篇として掲載されていたが、単行本では長篇に構成しなおして刊行された。
発行部数は2007年4月の時点で52万部を超えている。
あらすじ
舞台は1995年の阪神・淡路大震災に始まり、地下鉄サリン事件等の2000年1月1日までの現実と虚構を織り交ぜて物語は進む。
父の通夜の翌朝に起きた大地震後に、借金返済を強いていた伯父を殺害してしまう水原雅也。ふと気付くと、そばには見知らぬ女が…。「新海美冬」と名乗る彼女に犯行を見られたのか雅也には確信が持てない。やがて、震災が取り持つ奇妙な縁で、美冬と雅也は、まるで共存するように助け合いながら生きて行く事になるのだった。 震災後、二人は東京へと震災を忘れるかの様に希望を抱き上京する。しかし彼らの行く先々で事件と陰謀が蠢いて行くのであった。やがて、ひとりの刑事が、奇妙な偶然に気付き…。