8、女の人と男の人が展覧会について話しています。二人の意見の共通点は何ですか。
女:すばらしい作品がたくさんあったわね。
男:ううん、よくわからないんだよ、現代美術って。
女:まあ、変わった作品が多いからね。でも、なんていうか、社会に対するメッセージみたいなものを感じない。
男:ああ、そういえば、武器で作った母と子の像なんか、平和への願いが伝わってきた気がするな。
女:うん、そうでしょう。他には、巨大な虫とか。
男:あの虫。あれぐらい自分で作れると思ったね。
女:え、自分で。あなたらしい感想ね。
問題 二人の意見の共通点は何ですか。
1、ある作品から、社会的なメッセージを感じたこと。
2、どの作品を見ても理解できなかったこと。
3、すばらしい作品が多いと思ったこと。
4、自分にも作れそうな作品が多いと思ったこと。
9、女の人と男の人が水泳大会について話しています。男の人はどのように言っていますか。
女:先輩、今度の大会、去年優勝した田中選手が出ないんですってね。
男:うん、練習のし過ぎで大会の直前に故障なんて、本人悔しいだろうね。
女:でも、先輩にとっては優勝のまたとないチャンスですね。
男:ううん、確かに俺はいつも田中に勝てなくて二位ばかりだから。でも、田中抜きじゃ試合に勝っても勝負に勝ったって気がしないよ。やつに負けまいと頑張ってきたからこそ、自己記録も伸ばしてこれたわけだし。
女:なるほど。何でもいいから優勝すればいいってもんじゃないんですね。
問題 男の人はどのように言っていますか。
1、自分は田中選手よりもっと練習しなければならない。
2、田中選手がいなければもっと自己記録が伸びる。
3、田中選手が出ないと、自分が優勝できるのでうれしい。
4、田中選手に勝たないと、優勝してもあまり意味が無い。
10、女の人と男の人が話しています。男の人はどう考えていますか。
女:最近、仕事のほうはどうなの。なんだかひどく疲れているみたいだけど。
男:うん、最近忙しくて。食事はおろか、睡眠も十分に取ってないんだ。
女:そんなことじゃだめじゃない。体あっての仕事よ。休暇を取るとか、少しは改善策を考えないと。あなたはいつも無理して、自分だけで仕事を片付けようとするんだから。
男:そう言われてもね。今度の仕事は会社の将来を決定すると思うと、やっぱりね。
女:でも、過労で倒れたりしたら、かえって周りに迷惑をかけることになるわよ。
男:わかってるけど、現実はね。
1、体の調子を取り戻すために、仕事を休むつもりだ。
2、自分だけで仕事をしないで、他の人にも頼むつもりだ。
3、重要な仕事をしているので、無理をしても頑張るつもりだ。
4、過労で倒れる前に、仕事を辞めるつもりだ。
11、男の人と女の人が、読書について話しています。女の人はどのようなアドバイスをしましたか。
男:君ってどうしてそんなに本を読むの。
女:征服感があるのよね。今まで読んだ本が山のように積まれていて、自分がその上に立っているところを想像してみて。気持ちいいでしょう。
男:ふぅん、僕なんか読書はすぐ辛くなっちゃうんだけど。いい方法なんか無いかな。
女:じゃあ、家のどこにでも本を置いて、すぐに手に取れるようにしたら。全部読もうなんて立派な心構えはいらないから、とにかく読むこと。
男:ベストセラーを読んだほうがいいのかな。
女:好きな本て、人によって違うから、それは気にしなくていいよ。
問題 女の人はどのようなアドバイスをしましたか。
1、読んだ本を高く積み上げて、達成感を味わうとよい。
2、家中に本を置いて、すぐに読めるようにするとよい。
3、好きな本を、終わりまで全部読んでみるとよい。
4、ベストセラーの本をたくさん買うとよい。