13 男の人と女の人が話しています。男の人はアンケートの結果はどうだったと言っていますか。
男:就職先を選ぶとき、何を重要視するか、20代の若者にアンケートしたんだって。一番多かったのは何だと思う?
女:やっぱりその仕事が自分に合っているかどうかじゃない?
男:僕も初めはそう思ったけど、それは4位なんだ。今の若い人はやっぱり先立つものが重要らしいよ。
女:つまりお金ね。じゃあ、次は?安定性とか。
男:と思いきや、それは重要だとみなされてないんだ。それよりも職場の雰囲気を挙げる人が多いんだ。
女:ああ、人間関係とかね。
男:専門性が高いっていうのも、次に挙がってたよ。
男の人は、アンケートの結果はどうだったと言っていますか。
14 アナウンサーが試合を中継しています。試合中の二人は今、どうなっていますか。
男1:本日の第三試合、田山対前田、試合開始から8分が経過しています。おっと、前田、攻撃にでました。決まったあ!前田の得意技「ヒグマ固め」、見事に決まりました。
前田、正面から田山の頭を右脇に抱えています。同時に田山の左腕をつかんで、背中側にひねりあげています。
男2:ひじと首がこれだけ決まっていては、もう逃げられませんね。
試合中の二人は今、どうなっていますか。
15 男の人が話をしています。この男の人のロボットに対する考え方は、どのように変化してきましたか。
男:私は子供のときから、アトムやドラえもんのような漫画を見て育ちました。そして、この漫画の中のロボットを見て、ロボットは、困ったときの相談相手になってくれたり、時にはけんかもしたりする、自分の意思を持った人間のような存在だと思っていました。中学生になって、将棋のゲームで、どうしてもコンピューターに勝てなかった経験から、コンピューターは膨大な量の情報を処理できるという点で人間を上回る能力のあることに気づきました。そうしたコンピューターを利用したロボットは、人間以上の力を発揮すると思いました。しかし、その後、実際にロボットの開発に携わるようになって、ロボットの限界にも気づきました。現段階のロボットは自らの意思で行動することはできません。ロボットは人間と対等の仲間ではなく、人間が使う道具の一つにすぎないと私は思います。
この男の人のロボットに対する考え方は、どのように変化してきましたか。