[老狼原创]日本和歌の表現技巧(谨以此献给喜欢和歌以及日语专八的朋友们)
时间:2012-08-15 15:22:32 来源: 作者:
ご存知の通り、和歌とは:日本に古くから伝わる詩の形式である。古くは短歌、長歌、旋頭歌など数種類あった、平安時代以降、それは事実上短歌のみとなった。
こう言うと、今に言う和歌は実に短歌である。短歌も日本に古くから伝わる詩の形式である。お正月によくやる百人一首歌合せも、すべてこの形式でよまれている。短歌は 五・七・五・七・七 の五句からなり、合計で31音であることから「三十一文字(みそひともじ)」とも呼ばれている。
1 【五七五七七】が和歌の基本のリズムである 和歌を詠む時、先ず五七五七七のフレーズに切る。指を折って数えると確実である。例えば: あしひきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む [3/恋/柿本人麿/拾遺集] 但しこのリズムは、時と場合によって意図的に崩される場合がある。本来の音数より多い場合を「字余り」、少なくなる場合を「字足らず」という。では、次に「字余り」を簡単に説明する。 2 【字余り】 今来むと いひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな [21/恋/素性法師/古今集] この第四、五句が普通の和歌とちがって、七ではなく、八となる。此れが「字余り」という現象である。 字余りの句に共通した特徴は、ア行の仮名が含まれていることである。日本語は子音と母音の組み合わせで一つの音のかたまりを聞き取る仕組みになっているが、ア行の音は母音だけですから、一つ前の仮名の母音と融合してひと続きの音になって、二つの仮名で一つの音のかたまりに聞こえるのである。字余りであっても音余りにはならないのである。この法則を発見したのは本居宣長である。 |
3 【句切れ】
結句(第五句)以外で意味上の区切り、または特定の句で切れている状態を指す。例えば:
[初句切れ] 契りかな//かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波越さじとは
[42/恋/清原元輔/後拾遺集]
[二句切れ] わびぬれば 今はたおなじ//難波なる みをつくしても 逢はむとぞ思ふ
[20/恋/元良親王/後撰集]
[三句切れ] 恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり//人知れずこそ 思ひそめしか
[41/恋/壬生忠見/拾遺集]
[四句切れ]わたの原 八十島かけて こぎ出でぬと 人には告げよ//海人のつり舟
[11/羇旅/参議篁/古今集]
もちろん、和歌の中に句切れが無いこともあるし、一首の和歌の中に句切れが二個所以上場合もある、例えば:
[句切れなし] あしひきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む
[3/恋/柿本人麿/拾遺集]
[初句二句切れ] 人もをし//人もうらめし//あぢきなく 世を思ふゆゑに 物思ふ身は
[99/雑/後鳥羽院/続後撰集]
其れ以外に初句三句切れ、初句四句切れ、二句三句切れ、二句四句切れ、三句四句切れもある。此処に例を挙げ無い。