[老狼原创]日本和歌の表現技巧(谨以此献给喜欢和歌以及日语专八的朋友们)
时间:2012-08-15 15:22:32 来源: 作者:
8 【序詞】 具体的なイメージを与えて、ある語句を導き出すために用いられる表現技法である。枕詞と機能は同じであるが、一句からなる枕詞とは違って、数句からなる長いものである。かかることばも枕詞のように一定せず、自由に修飾できるため、和歌に複雑な効果を与える、『万葉集』によく使われている。例えば: あしひきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む [3/恋/柿本人麿/拾遺集] その和歌に、初句から三句までは、『ながながし』を言う為の序詞。序詞は以下の三形態がある。 1)同音の繰り返しでかかる。 住の江の 岸に寄る波 よるさへや 夢の通路 人目よくらむ [18/恋/藤原敏行朝臣/古今集] ここでは、「住の江の岸に寄る波」は「よる」を導き出す“序詞”。 この序詞の中の「寄る」は「寄せくる」の意味、つぎの「夜(よる) 」に同音のくり返しでかかる序。 2)比喩としてかかる。 わが袖は 潮干に見えぬ 沖の石の 人こそ知らね 乾くまもなし [92/恋/二条院讃岐/千載集] 第二・三句は比喩の序詞としての下の句にかかる。「寄石恋」という題で詠まれた歌。恋の嘆きに人知れず涙を流す我が身を、いつも海中に没している石にたとえている。この比喩は自然で巧みなので評判となる。 3)掛詞としてかかる。 たち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとしきかば 今帰り来む [16/離別/中納言行平/古今集] 「いなばの山の峰に生ふる」は「まつ」を導き出す序詞である。 「まつ」は「松」と「待つ」の掛詞である。 また、「いなば」は「往なば」と「因幡(稲羽)」の掛詞である。 |
10 【縁語】
ある語を中心として、それに関連の深い語群を意識的に用いる表現技法である。文脈が複雑になり、より豊かで奥行きの深い作品を構成することができる。掛詞と共に用いられることが多い。中古以後の歌学に於いて重んじられた修辞法で、題詠の場合、特に重視され、『新古今集』に盛んに表れている。例えば:
みちのくの しのぶもぢずり たれ故に 乱れそめにし われならなくに
[14/恋/河原左大臣/古今集]
「みちのくの しのぶもぢずり」は「乱れ」を導き出す序詞である。「そめ」は「初め」と「染め」の掛詞である。 「もぢずり」「そめ(染め)」は縁語である。
住の江の 岸に寄る波 よるさへや 夢の通路 人目よくらむ
[18/恋/藤原敏行朝臣/古今集]
「よる」は「寄る」と「夜」の“掛詞” である。「よる」と「夢」は“縁語” である。
かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを
[51/恋/藤原実方朝臣/後拾遺集]
「いぶき」は「伊吹」と「言ふ」の“掛詞”。 「思ひ」は、「思ひ」と「(思)火」の“掛詞”。 「いぶき」「もゆる」「(「思ひ」の)ひ」は、「もぐさ」の“縁語”。