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5月18日天声人语,新式监狱
时间:2007-05-21 09:54:41  来源:moohee|http://coffeejp.com/bbs/viewthread.php?tid=152634&ext  作者:

作家の安部譲二さんは86年の『塀の中の懲りない面々』で、刑務所を海の底にたとえた。「塀の外の海面がどんなに変わっても、底のところはまるで何時(いつ)もと同じままなのです」。そして、受刑者を管理するノウハウも時代によって大きく変わることはないと。
作家安部让二在1986年的作品《围墙内永不改变的种种》中,假设监狱就在海底。“围墙外的海面无论怎么改变,海底总是一成不变的”。并且说管理服刑人员的技巧也不会随时代而发生什么大的变化。

 だからこそのニュースなのだろう。高いコンクリ塀ではなく金属フェンス、鉄格子の代わりに強化ガラスという「明るい刑務所」が、山口県美祢(みね)市にできた。大手警備会社など、民間が邌婴工牍诔酩问┰Oだ。
因此就有这么一则消息。在山口县美祢市出现了一种金属围墙而非缓凝土的、且由强化玻璃代替铁格子的透明监狱。这是国内首次出现的由大型保安公司民间运营的设施。

 職員は刑務官などの公務員と民間が半々。定員は、初めて刑務所に入る男女各500人だ。安部さんが「冷蔵庫に閉じこめられたようなもの」と書いた独房には、ベッドとテレビがつく。受刑者の居所や動きは、上着のICタグで追う。
作为职员的狱警等公务员与民间人士各占一半。一开始监狱定员男女各500人。在安部所描述的“如同关在像冰箱一样”的单间里配备有床和电视。服刑人员的起居和活动通过上衣带的IC卡而受到监视。

 犯人を捕らえ、裁判にかけ、刑を言い渡す。ここまでは国家権力そのもので、国の独占は揺るがない。だが、その先の収監、教育、職業訓練は、より効率的に民間で肩代わりできるだろう、というのが「民営」刑務所の発想だ。

逮捕犯人、进行审判、命令服刑。至今还是国家权力本身赋予的,国家对此的统治地位不可动摇。但是这之前的收押、教育、职业训练等可以有更有效率的民间组织代行,这就是“民营”监狱的构想。
 その昔、刑務所は「堅牢(けんろう)かつ虚飾を廃す」と決められていた。様変わりである。更生の期待が大きい初犯の受刑者なら、実社会に近い開放的な環境で、復帰に備えてもらうのも悪くない。国営より安上がりとなれば、なおさらだ。
很久以前就决定“废除坚固的牢房以及虚饰”。情况发生变化。如果是非常期待新生的初犯服刑人员,实际上在一个接近社会的开放性环境,要求具备复归的条件是没有坏处的。还有比国营更能节省成本,这是毋庸赘言的。
 外国人受刑者の急増などで、日本の刑務所は定員超過が続く。刑務官も足りない。メディア注視の中で真新しい個室に住まう人たちは、どうかこれ一度で懲りてほしい。次は「海の底の冷蔵庫」かもしれない。
受外国服刑犯人激增等因素影响,日本监狱持续超员。狱警也不够。在媒体的注视中,住在全新的单间牢房的人无论如何都想接受一次这样的惩罚。接下来可能会出现“海底中的冰箱”吧。


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