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050109《天声人語》战争与人
时间:2007-10-26 10:29:08  来源:华南虎|http://coffeejp.com/blog/?uid/27935  作者:华南虎

050109《天声人語》战争与人

昭和という時代が終わったのは、16年前の今頃だった。その昭和で数えれば今年は80年になる。戦後60年でもある今年は、20世紀の歴史の節目となった昭和20年、1945年を、折に触れて思い起こしたい。

昭和这个时代是在16年前的这个时候宣告结束的。如果用昭和纪年来算的话,今年是昭和80年。我想在战后60年的今年、来回顾一下曾是20世纪的历史转折点的昭和20年,也即1945年。

 その年の春、オーストリアのナチスの収容所を、ひとりのイタリア人が脱出し故郷をめざした。アルプスを越え、北イタリアの小村アジャーゴにたどり着くまでの過酷な体験を描いた短編は『雷鳥の森』(みすず書房)に収められている。

     那一年的春天,有一个意大利人从奥地利的纳粹集中营里逃出来,逃往故乡。《雷鸟的森林》(三焉书房)里收的一个短篇小说就描写了主人公翻越阿尔卑斯山,最后到达意大利北部一个叫做阿加贡的小村庄的一段严酷的经历。

 著者マーリオ・リゴーニ・ステルンは21年生まれで、第二次大戦ではフランスやアルバニアの前線へ赴いた。ロシアの戦線へと向かう列車が停車中、外でポーランド人の老人が片言のイタリア語で「アジャーゴ」と故郷の名を叫ぶのを聞く。

   作者马里欧・里高尼・斯泰伦出生于21年,二战期间曾奔赴法国和阿尔巴尼亚前线。在前往俄罗斯前线的列车停车时,他听到车外面有个波兰老人用仅会的几个意大利语在喊他的故乡“阿加贡”。

 第一次大戦中、アジャーゴの山中で捕虜になった老人に、村の人々がパンを工面してくれたという。老人は、その礼にと列車の兵らにビールをふるまい、別れには雪の中に立ち尽くし帽子を振り続けた。

    据说在一战期间,老人在阿加贡的山中当了俘虏,村里的人们曾给他张罗面包吃。作为回报,老人请车上的士兵们喝啤酒,离别时他久久地站在雪地里,挥舞着帽子。

 その夜リゴーニは、生まれて初めて、貧しい者たちの呙恕⒇殼筏ふ撙郡沥藲ⅳ泛悉Δ长趣驈姢い霊檎趣いΔ猡韦讼耄à猓─い蜓菠椁蛔詥枻工搿!袱长纹嚖藖っているおれたちのなかで、帰れるのはだれだろう。何人の同郷の人(コンパエザーノ)をおれたちは殺すことになるのだろう。そして、なんのために……同じ世界に生きているわれわれは、だれもがみな同郷の人(コンパエザーノ)なのに」。

    那天晚上里高尼有生以来第一次思考穷人的命运和强迫穷人们互相残杀的战争,并扪心自问:“乘这趟列车的我们这些人中,有谁能回到故乡呢?我们又将会杀死多少同乡人啊。这是为什么……生活在同一世界上的我们,大家也都是同乡人啊”

 同郷の人(コンパエザーノ)。耳慣れない言葉だが、つぶやいてみると、日向(ひなた)くさい懐かしみがある。そしてリゴーニの問いが古びていないことには、心が騒いだ。

    同乡人。这个词虽然不太习惯,在嘴里嚼上几遍,还真有那么点儿旧日温暖的感觉。然而,心里总有点不踏实,里高尼的追问并未过时啊。


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