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【天声人语】04年9月22日 天与地
时间:2007-11-09 11:10:01  来源:本站原创|http://coffeejp.com/blog/index.php/27935/viewspace-3217  作者:华南虎

“能看到地球的周围……只有假定地球在天空的中央才有可能”。这是公元2世纪,构筑了天动说体系的托勒密所著《阿尔玛盖斯特》(恒星社厚生阁)中一小段。直至被哥白尼的地动说所推翻,该理论历经了一千数百年。

最近看到了一些使人疑心是不是“托勒密复辟”了的调查结果。在公立小学4~6年级的348名学生中,针对太阳和地球方面的提问,有42%的人回答道,“太阳绕着地球转”。

没错,表面看来就是这样的。然而,地球是一颗行星,太阳也只是无数恒星中的一颗。光是认识到这一点,就能启发人们对原以为非常大的地球之渺小,以及无可替代性的思考。也能学到眼见不一定为实的道理了。

有关太阳沉没的方位,答案也是琳琅满目,答西方的有73%、东方的15%、南方的2%。同时还有大城市里的孩子回答正确率低的倾向。在既没有地平线也没有水平线的大城市,即使能看到太阳躲到了高楼大厦的背后,也绝少有机会见证沉没的这一决定性的瞬间。

位于日本最西面的与那国岛,西部的尖端叫西崎,东部的尖端是东崎。这是个东西极易分辨的特例,但是,现在难分东西的地方好像多越来越多了。

哥白尼在他主张地动说的著作《关于天体的运转》中记道,“美好的东西尽数包容在天空之中”(岩波文库)。让幼小的心灵寄托于天空,而其所能产生的,也将是不可估量的吧。


040922《天声人語》

  「地球のまわりに見える事柄は……地球を天空の中央に仮定することによつてのみ起り得る」。2世紀に、天動説を体系づけたプトレマイオスの『アルマゲスト』(恒星社厚生閣)の一節だ。コペルニクスが地動説を唱えて覆すまで、千数百年かかった。

 「プトレマイオスが復権か」と思わせるような調査結果が載っていた。太陽と地球についての問いで、公立小の4~6年生348人のうち42%が「太陽は地球の周りを回っている」と答えた。

 なるほど、見た目にはそうだ。しかし、地球は一つの惑星で、太陽も、あまたある恒星の一つだ。そう知るだけでも、限りなく大きいと思われる地球の小ささ、かけがえのなさを考えるきっかけになるのではないか。見た目の不確かさも学ぶことになる。

 太陽の沈む方位についても、西は73%で、東が15%、南が2%あった。都市部ほど、正答率が下がる傾向が見られたという。地平線も水平線も無い都会では、太陽がビルの陰に隠れるのは見えても、沈むという決定的瞬間に立ち会うのはまれだ。その時間に、窓の無い屋内に居ることも多い。

 日本の最西端にある与那国島の、西の岬を西崎(いりざき)という。島の東の岬は東崎(あがりざき)である。これは、東西が極端に分かりやすい例だが、西も東も分からなくなるような場所が増えているのかと気になる。

 コペルニクスは、地動説の書『天体の回転について』で、「美しいものをすべて確実に包んでいるところの天」と記している(岩波文庫)。幼い心に天を宿らせる。育まれるものもまた限りなくあるだろう。

 


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