是“一贯的布什”对擂“判断的克里”吗?看了美国总统大选的电视辩论,使人觉得两人似乎就是这样来称呼自己的。
总统反复指责着克里候选人“没有一贯性”。说他在对伊拉克行使武力上先是赞成,后来又批判说是“错误的战争”,没有一贯性。似乎是想说坚定不移的一贯性在自己这里。
克里候选人认为总统的“判断力”有问题,并以“历史”为引证。因9·11同时多发恐怖事件而发动对伊拉克的攻击,“就像珍珠港被偷袭后,罗斯福总统去进攻墨西哥一样”。古巴危机时,戴高乐法国总统甚至看都不看肯尼迪总统寄来的导弹配置照片,就说,“既然美国总统这么说了,那就足够了”。拉上两个赫赫有名的总统显然是叫人与边上站着的这位现任总统作个比较。
现任总统在强调对手“没有一贯性”之余,又揪住对方所说的“错误的战争”不放,翻来覆去地加以评说。“错误的”这个说法似乎要劈头盖脸地落到总统自己头上似的,叫人觉得起了反作用。首次的辩论看来是不对战争这种惨烈的现实负直接责任的一方占了上风。
在身高上,克里候选人要高出10多公分。如果并排站在一起那是一目了然的,但在显示各自映像的并排着的电视画面里,头的高度被调整到一边高了。
观众们对“布什的一贯性”和“克里的判断力”又是怎么打的分呢?一国有选举权的人们的判断将极大地影响到整个世界。
041002《天声人語》
「一貫のブッシュ」対「判断のケリー」の闘いか。米大統領選のテレビ討論を見て、両者が、そう自称しているように思われた。
大統領は、ケリー候補の「一貫性のなさ」を繰り返した。イラクへの武力行使に賛成しておきながら、後になって「間違った戦争」と批判するのは一貫性がない、と。揺るがない一貫性は自分の方にあると言いたいらしい。
ケリー候補は、大統領の「判断力」を問題にしながら「歴史」を引き合いに出した。9・11の同時多発テロをもってイラクを攻撃するのは「真珠湾攻撃を受けて、ルーズベルト大統領がメキシコに侵攻するようなものだ」。キューバ危機で、ドゴール仏大統領は、ケネディ大統領が届けさせたミサイル配備の写真を見もせずに述べた。「米大統領がそう言っているなら十分だ」。名だたる大統領を持ち出して、隣に立っている現職と比較させる狙いと見えた。
現大統領は、相手の「一貫性のなさ」を強調するあまり、相手方が言う「間違った戦争」を、大きく何度も繰り返した。「間違った」という言葉が大統領自身に降りかかってくるようで、逆効果と思われた。初回の討論は、戦争という凄惨(せいさん)な現実に直接の責任を持たない方に分(ぶ)があったようだ。
身長は、ケリー候補が10センチ以上高い。並べば、はっきりと分かるが、両者を個々に映して横に並べた画面では、頭の高さは同じに調整されていた。
視聴者は、「ブッシュの一貫性」と「ケリーの判断力」については、どう点を付けたのか。一国の有権者の判断が、世界に大きく響く。