据说马绍尔群岛的居民对打扫落叶和杂草很上心。但不怎么打扫罐头、瓶子以及塑料容器、泡沫塑料什么的。他们似乎不认为那是传统意义上的“垃圾”。
这些都来自某青年海外援助队队员的报告。这是一些看起来不值一提的小事,但在当地从事环境教育的队员的眼里看来却是一个严肃的问题。明知道是文化和生活习惯的不同,还是忍不住要干焦急,“与日本相比他们的意识太差劲了”。
去尼泊尔做村落开发普及工作的队员,被当地喝醉了的年轻人惹毛了,两人干了起来。“我们是为了你们好,在干经事儿,干吗要来捣乱?”。后来,队员也对自己当时的出言不逊作了坦率的反省。
在事务局收集到的体会文章中,既有成功的事例,也有困惑、挫折和反省的例子。这些年轻人正在不同文化背景的大地上奋斗着。可以看出,即使是成功的事例,也是克服了种种困难的结果。
调查过队员实际情况的文化人类学家中根千枝女士(注:1926~ 生于东京,日本最著名的社会人类学家。著有《纵式社会的人际关系》、《家族的结构——社会人类学的分析》等。)曾有过这样的批评,越是努力过头则灰心和不满也越大。有不少例子表明,适应慢的人反而对异种文化理解深入。在严酷的环境下,学历以及职业全不相干,个人的整体人格力量会自然而然地流露出来 (『日本人的可能性与极限』讲谈社)。
通过帮助发展中国家,接触不同的文化,可体会到自己也在改变之中。到明年将迎来创立40周年的援助队,至今为止已向海外输送了约2万6千人。从昨天起,新一轮派遣队员的报名工作又开始了。
041011《天声人語》
マーシャル諸島の人たちは、落ち葉や雑草の掃除はよくするという。しかし缶、瓶やプラスチック容器、発泡スチロールなどの清掃はあまりしない。昔ながらの「ゴミ」とは思えないらしい。
ある青年海外協力隊員の報告である。ささいなことのようだが、現地で環境教育に取り組む隊員にとっては深刻な問題に映る。文化や生活習慣の違いとわかっていても、つい「日本に比べて意識が低い」といらだってしまう。
村落開発普及員としてネパールに行った隊員は酒に酔った現地の若者にからまれてけんかをしてしまった。「あなたたちのために正しいことをしているのに、邪魔をするとは何事だ」。隊員は、そんな不遜(ふそん)な気持ちがあったことを素直に反省している。
事務局が集めた体験記には、成功とともに困惑や挫折、反省の例も収められる。異文化の地で若者たちは苦闘している。成功例も種々の失敗を仱暝饯à皮韦长趣扦ⅳ毪长趣Δà搿?lt;/P>
隊員の実情を調査したことのある文化人類学者の中根千枝さんがかつてこんな指摘をした。がんばりすぎると落胆(らくたん)や不満も大きくなる。適応が遅い人の方が、異文化理解が深くなる例が少なくない。厳しい環境の下では、学歴や職業と関係なく、個人の全人格的能力がおのずと現れる(『日本人の可能性と限界』講談社)。
途上国の発展に協力しながら、異文化に触れることで自分も変わっていく経験ができる。来年創設40年を迎える協力隊はこれまでに約2万6千人を海外に送り出した。昨日から、新しく派遣する隊員の募集が始まった。