胖胖的的身子,扎着武装带,别着手枪的一头巨象一脸凶相地奔跑着。长着地球脸的人在一旁惶恐地看着它。
这是最近法国莱蒙德报所刊登的一幅漫画。大象是美国共和党的象征,其标题为“对美国说YES,对布什说NO”。源自本报也曾报道过的,针对美国的10国共同舆论调查。有的国家离平均分数相距甚远,要用一句话来概括的话,就如那标题一样。
“ 也许有人还以为布什总统是雨中送伞的好人吧”。这是回答“喜欢”布什占71%的以色列的哈莱兹报的报道。他们不太关心环境问题啦布什针对联合国态度什么的,“以色列人想知道的只是,美国是朋友还是敌人。”
以色列之后,有44%回答“喜欢”的是俄罗斯。莫斯科新闻报联系普京总统为解决车臣问题甚至修改宪法以加强中央集权的做法,写道,“布什先生是否也曾考虑对修改宪法呢?”。
为什么在9.11之后,美国还不废除州长选举呢?在诸如之类的质问之后,紧接着是,“在俄罗斯人寻求此类疑问的答案之时,美国的榜样就像是一颗闪耀在地平线那一端星星。”
对美国人的高度好感是长期历史积累而得的财产。要是像败家子那样坐吃山空的话,那么对世界来讲也是极大的损失。在此,也希望美国的媒体将此“世界舆论”加以全面传达。
041019《天声人語》
太い胴体にガンベルトを巻きつけ、ピストルを差した巨象が恐ろしい形相で走っている。それを、地球の形の顔をした人が怖そうに見ている。
最近の仏ルモンド紙に載ったイラストだ。象は、アメリカの共和党の象徴で、見出しは「アメリカはイエス ブッシュはノー」。本紙でも報じた、対米意識についての10カ国での共同世論調査の記事である。一言でまとめれば見出し通りだが、平均値から相当離れた国もあった。
「ブッシュ大統領のことを、雨の日に傘を差し出してくれる人だとみなし続けるだろう」。71%がブッシュ氏が「好き」と答えたイスラエルの、ハアレツ紙の記事だ。環境問題や、国連に対するブッシュ氏の姿勢にはあまり関心がなく、「イスラエル人が知りたいのは、米国が味方かどうかだけである」
イスラエルに次ぎ、44%が「好き」と答えたのはロシアだ。モスクワ・ニュース紙は、プーチン大統領が、チェチェン問題で憲法を変えてまで中央集権を強めようとしていることに絡め「ブッシュ氏は憲法まで改定しようとしただろうか」と書く。
なぜ9・11の後でも米国は州知事選挙を廃止しないのか、などの問いを投げかけて、こう結ぶ。「ロシア人が、こんな疑問への答えを探しているうちは、米国というモデルは水平線の彼方(かなた)に輝く星のように見えるのだ」
米国人への高い好感度は、長い歴史の積み重ねで得られた財産だ。食いつぶすようでは、世界にとっても大きな損失になる。米国のメディアには、この「世界世論」を、あまねく伝えてもらいたい。