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【天声人语】04年11月17日 鲍威尔和基辛格
时间:2007-12-20 09:33:19  来源:本站原创|http://coffeejp.com/blog/index.php/27935/viewspace-3233  作者:华南虎

“在下周不会有什么危机。因为我的日程已经排得满满的了。”这是美国前国务卿基辛格的名言。这是奔走于世界各地,极力充当调解人的他才有资格说的话吧。

而鲍威尔国务卿,则没有什么独特的话语,谁都能想得到的“名言”倒不少。例如“任何事情都没有像想得那么糟。到了早晨情况就会好转”,在这样的自我安慰的沉睡中,事态不见得会不知不觉地好转吧。早晨惬意地醒来,整个世界看起来都有点不一样了。前一天晚上感到棘手的问题,此时也萌生了坦然处之的力量。他所有的就是一些这样的乐观主义的忠告。

基辛格尚有这样的名言。“传统的军队非胜即败,而游击队则非败即胜。”作为国际政治的专家,他以冷静透彻的眼光来看待现代战争。对此鲍威尔的论点是“又没有什么明确的目的,不能为此浪费勇气和生命。”真是军人风格的快人快语。

遗憾的是布什政权似乎并没有赋予鲍威尔能像基辛格那样纵横开阖的活动空间。他的国际协调主义被评论为“群鹰中的鸽子”,得到了人们的同情,但同时也有人指出他只是“一名总统的忠实士兵”。

基辛格在美国报纸上以共和党支持者的身份对第2任的布什政权发出了警告。称“单边行动主义将自取灭亡”。对其国家自不能说“要自取灭亡,就请便吧”。如何才能阻止鲍威尔退场后的政权一意孤行呢?

 

「来週には危機はありえない。私の予定はもういっぱいだから」。キッシンジャー元米国務長官の有名な言葉だ。世界中を駆けめぐり、調停役として奮闘した彼ならではのせりふだろう。

 パウエル米国務長官には、彼ならではというよりは、誰もが思いあたるような「名言」がいろいろある。たとえば「何事も思っているほどは悪くない。朝になれば状況はよくなっている」眠っている間に、いつのまにか状況が好転するということではないだろう。朝、気分よく目覚めると、少し世界が違って見える。前夜には困難だと思えたことにも、立ち向かう力がわく。そんな楽観主義の勧めだ。

  キッシンジャー氏にはこんな名言もある。「伝統的な軍隊は勝たなければ負けである。ゲリラは負けなければ勝ちである」。国際政治の専門家らしく、冷徹(れいてつ)に現代戦を見ている。パウエル氏の持論は「明快な目的もないのに勇気や命を浪費してはいけない」。軍人出身らしい歯切れのいい物言いだ。

  残念ながら、ブッシュ政権でのパウエル氏は、キッシンジャー氏のようには縦横の活躍の場を与えられなかったようだ。彼の国際協調主義は「タカに囲まれたハト」と評価、同情もされたが、一方で「大統領に忠実な一兵卒」と限界を指摘する声もあった。

  米紙でキッシンジャー氏が2期目のブッシュ政権に、共和党支持者として警告を発していた。「単独行動主義は自滅をもたらす」と。あの国に「どうぞ、自滅の道をご勝手に」とはいえない。パウエル氏退場後の政権にいかに歯止めをかけるか。


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