约为3300年前的谜,或许即将真相大白了。以黄金面具而闻名于世的古埃及法老图坦卡蒙的木乃伊将要接受“精密的检查”。
很多人是被环绕在他身上的谜团和充满了偶然性的故事所吸引的。他是个国王,可他的名字不知为什么却在各种各样的正史记载中被删掉了。也许正是得益与此,直至1922年被“发现”为止,他坟墓才幸免于盗墓之灾,众多令人叹为观止的陪葬品被完好无损地保存了下来。
他在位期间正是发生了世界历史上重大“事件”的时期,正值先王阿戈那坦坚决推行把太阳神作为唯一的神的宗教改革之后。或可称为是最古老的一神教的诞生。而被认为是他儿子的图坦卡蒙却在18岁左右就英年早逝了。
美国的埃及学者鲍勃·布莱依说道,“长年以来,在我的头脑中图坦卡蒙就是财宝的同意词,因此没有感觉到他的魅力。然而在进行这次调查中,我不知不觉地对这个年轻人产生了一种强烈的亲近感”(《是谁杀死了图坦卡蒙》原书房)。在他的书中交织着推测和想象来追寻图坦卡蒙那悲剧性的一生。
在阿戈那坦死后,针对宗教改革出现了强烈的复辟,一神教仅此一代便已告终。图坦卡蒙正是生活在那个混乱和权力争斗烈焰方炽的年代。布莱依认为,年轻的国王是卷入权力斗争之后而被暗杀的。
据说在这次的木乃伊精密检查中,埃及和美国的研究小组将联合起来运用X光和DNA检查来发微探幽。隐藏在黄金面具背面的故事和史实又到底会有多少会公诸于世呢,让我们拭目以待吧。
約3300年前の謎がいよいよ明らかになるかもしれない。黄金のマスクで知られる古代エジプトの王ツタンカーメンのミイラが「精密検査」を受けることになった。
彼をめぐる謎と偶然に満ちた物語にひかれる人は多い。王であったのに彼の名は、なぜか様々な公式記録から削除されている。そのおかげもあって、1922年の「発見」まで墓は盗掘をまぬがれ、驚くべき副葬品の数々が温存(おんぞん)された。
彼の治世(ちせい)は、世界史的な「事件」が起きたころだった。先王アケナテンが太陽神を唯一の神とする宗教改革を断行した直後である。最古の一神教の成立ともいわれる。その息子とされるツタンカーメンは、18歳前後で亡くなった。
「長年私の頭の中では、ツタンカーメンは財宝と同義になっていため、彼の魅力に気づかなかった。ところが今回調査を進めるうちに、いつしか私はこの若者に強い親しみを感じるようになっていた」。米国のエジプト学者ボブ・ブライアー氏は述べる(『誰がツタンカーメンを殺したか』原書房)。悲劇的な一生を推測と想像も交えながら追っている。
アケナテンの死後、宗教改革への強力な揺り戻しがあり、一神教は一代で終わった。その混乱と権力闘争のさなかにツタンカーメンは生きた。若き王の死は権力闘争に巻き込まれた末の暗殺だった、とブライアー氏はみている。
今度のミイラ精査では、エジプトと米国の研究チームが合同でエックス線やDNA検査で解明を進めるそうだ。黄金のマスクの裏に隠された物語や史実がどこまで明かされるか。