100106“鲜活”与“易碎”
先日、群馬県の知人から細長い宅配便が届いた。「生もの」「割れもの」と注意書きが2枚はってある。自然薯(じねんじょ)だった。大人の腕ほどもある見事な姿は、なるほど、どこも欠けてはならない彫刻を思わせた。
前些天,群马县的一位朋友给我寄来了一个长条状的快递。上面还贴着两枚警示标签,“鲜活”和“易碎”。里面装的是山药。看着它那成人胳膊粗细的出色身段,我立刻领会了寄件人的用心,因为它确实会叫人联想起经不起磕碰的雕像。
生もので割れものとは、思い込みを裏切る異質の取り合わせだ。宅配で送るものでは、あとはメロンぐらいだろうか。同様の意外性を、人間そっくりのロボットにも感じる。人肌をまとったような機械には、軟と硬、温と冷が同居している。
“鲜活”而又“易碎”的物品,确实是颠覆常识的异质组合。在用快递配送的物品之中,除此之外,大概只有甜瓜了吧。在极像真人的机器人身上,也能让人感到同意的意外。这种裹着人类肌肤的机器身上,软和硬、暖和冷的特性同时兼备。
ある百貨店グループが、初売りの話題づくりに人型ロボットの注文を取った。2体限りの特製で、価格は西暦にちなんで2010万円。それでも全国で数十件の応募があったそうだ。
某百货公司为了挑动新年首次营业的气氛,定下了仿真机器人。那是一种特制的机器人,限定2台,价格也借用了今年的公元纪年——2010万日元。即便如此,据说仍收到了全国范围内的几十起预定。
抽選のうえ、購入者と同じ顔、体、声を持つロボットを、開発会社のココロ(東京)が半年かけて作る。あらかじめ用意した言葉を、それなりの表情や身ぶりでしゃべるという。同じ大金を出すなら別の容姿にしたい気もするが、自分がもう一人いる世界も面白い。
抽签后,开发商COCORO(东京)将在半年内,制造出从相貌、体型直到声音都和中签的购买者一模一样的机器人来。据说这种机器人,能用相应的表情和姿态说出预先准备好的语言。花了这么多钱也许会想要一个不同模样的,然而,另有一个自己的世界也会觉得颇为有趣吧。
ロボットの好感度は、外見や動作が人間に近づくほど増す。ところが、ある時点で強烈な不快感に転じ、人と見分けがつかない水準で好感に戻るという。中途半端に人っぽい段階を「不気味の谷」と呼ぶそうだ。『ロボットのいるくらし』(ロボLDK実行委員会編)に教わった。
机器人受欢迎的程度是随着它在外形、动作上与真人的接近程度而上升的。然而,据说这种近似性到了某种地步就会引起人们的强烈不快,而近似到与真人不分彼此的程度后又会重新大受欢迎。那个中不溜湫的阶段,则被称作“恐怖谷”。这些,都是我从《有机器人参与的生活》(家用机器人实行委员会编)中学来的。
人と機械という異質をすり合わせ、「谷」を越えようとする人型ロボ。重さ100キロというから、輸送時は「割れもの」というより大型機械の扱いだろう。包装の片隅にでも小さく「生もの」とはってやりたい。
仿真机器人正磨合着人与机器这两种异质,并力争超越那个“谷”。又听说它重达100公斤,恐怕在运送时会将其当作大型机械而不是“易碎”物品来对待吧。这样的话,倒真想在其包装上,哪怕是在某个角落上也好,给它贴上“鲜活”的标签了。
相关链接:
一.自然薯(山药)
二.ロボLDK実行委員会:http://www.roboldk.jp/
三.机器人恐怖谷理论
日本机器人专家Masahiro Mori在七十年代提出了著名的“机器人恐怖谷理论”。根据这个理论,人类对机器人的好感度是随着拟人程度的增加而增加的,但是当这种相似达到某个程度的时候,人类的好感会突然下降,形成一个谷状区间。这种情况在动态机器人身上表现地尤为明显。心理学家们认为这种排斥反应的原因有多种:可能是某些“非人类特征”在非常拟人化的实体中会显得特别不协调;或者是处于恐怖谷区间的机器人看上去类似僵尸;或者人类在进化过程中会下意识地排斥某些反映遗传性疾病的外表畸型。