『天声人语』2010年0112混合动力车
时间:2010-03-04 15:46:34 来源:咖啡日语原创 作者:华南虎
100112混合动力车 野菜や家畜の改良で、かけ合わせた品種はしばしば「両親」より丈夫で発育がいい。これを雑種強勢と呼ぶそうだ。雑種を意味するハイブリッド車の勢いに、自然界の法則が重なる。電気とガソリンの混血はもう、好奇の目で見られることもない。 在蔬菜或家畜的改良方面,杂交品种常常比“双亲”更健壮,发育得更好。据说,这叫做杂交优势。具有杂交意味的混合动力车的发展趋势,也与自然界的法则不约而同。对于这种电力与汽油的混血儿,大家已经不再以好奇的目光来打量它了。 去年の新車販売の首位は、前年(10位)の3倍売れたトヨタの「プリウス」だった。モーターとエンジンのかけ合いが生む低燃費、割安感のある3代目の発売、減税が効いたらしい。 去年,独占新车销量鳌首的是丰田的普锐斯(PRIUS),其销量是前年(当时排名第十位)的三倍。马达和引擎搭配所产生的低油耗、相对廉价的第三代车型的上市以及减税的政策扶持似乎发挥较大的作用。 10年前、初代に試乗した。静かさ、走りに感心しつつも、「エコ自慢」を超えて市場の支持が広がるだろうか、と自問した。環境ばかりか家計にも優しいとなれば、なるほど売れぬ理由はない。ホンダのインサイトなども合わせ、ハイブリッドは軽を含む乗用車販売の1割に迫る。 十年前,我就试驾过第一代混合动力车。当时,在感叹其安静和行驶状况之余,仍心存疑虑:这种汽车能够超越“环保优势”而得到市场的广泛认可吗?然而,如果它不仅仅是对环境,对家境也一样“友好”的话,又有什么理由不畅销呢?如今,连同本田的洞察者(Insight)等车型在内,混合动力车的销售量已接近乘用车(含轻型汽车)的一成了。 自動車史は、石油消費の歴史でもある。ガソリン車の将来を案じ、トヨタが別の姿を探り始めたのは1993年だった。プロジェクト名は「G21」。21世紀の地球に受け入れられ、かつ売れる車になる。開発コード890T、プリウスの使命である。 汽车的历史也就是石油消费的历史。出于对汽油车未来的担忧,本田在1996年就开始另找出路了。该计划的名称为“G21”。寓意它将成为能被21世纪的地球所接受,并且畅销的汽车。这就是研发编号为890T的普锐斯的使命。 96年の正月、武骨な試作車がテストコースを走った。誰ともなく出た言葉は「とにかく動いたね」だったというが、翌年には早くも商品化した。全社の期待を背に、一流の技術陣がアクセルを踏み込んだ時の馬力を思う。 1996年新年,土头土脑的样品车行驶在试车跑道上。据说当时不知是谁说了一句“不管怎么说,它总算动起来了”,尽管如此,却在第二年早早地地就实现了商品化。由此可以想见,背负着全公司的期望,一流的技术团队猛踩油门后产生了多么巨大的动力。 鳩山首相が野心的な温暖化対策を打ち出すと、産業界は怒声まじりの悲鳴を上げた。しかし、環境に気遣いながら、企業と消費者が共に満足する道は必ずある。日本のモノづくりを、いま一度信じてみたい。 鸠山首相推出了他那雄心勃勃的温室效应对策后,立刻招来产业界夹杂着阵阵怒吼的叫苦声。然而,在关心环保的同时,必定还有能够同时满足企业和消费者的道路。再相信一次日本的制造能力吧。 相关链接: 開発コード トヨタ自動車の場合市販車の開発プロジェクトの場合必ず三桁の数字+アルファベットがつきます。プリウスは「890T」、初代プリのリヤバンパー(后保险杆)の内側にその記号があります。 |